クライバー/カラヤン指揮

エソテリック、SACD「名盤復刻シリーズ」より『トリスタンとイゾルデ』『オテロ』発売

2018/05/25 編集部:成藤正宣
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エソテリックは、「名盤復刻シリーズ」よりSACDハイブリッド盤2タイトルを6月22日に発売する。

『ワーグナー:楽劇<トリスタンとイゾルデ>(全曲)』
指揮:カルロス・クライバー/演奏:シュターツカペレ・ドレスデン、ライプツィヒ放送合唱団


・品番:ESSG-90183/85
・レーベル:Deutsche Grammophone
・定価:10,833円(税抜)

『ヴェルディ:歌劇<オテロ>(全曲)』
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン/演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団


・品番:ESSD-90186/87
・レーベル:DECCA
・定価:7,222円(税抜)

『楽劇<トリスタンとイゾルデ>』は、“録音嫌い”で知られるカルロス・クライバーが残した4つのオペラ全曲盤のうち、1980年から1982年の3年がかりで収録された最後の録音。当時の大歌手を集めると同時に綿密なリハーサルを積み重ね、ドレスデンのルカ協会にてデジタル録音。クライバーの希望通り、各幕ごとに途切れることなく収録されている。

『歌劇<オテロ>』は、カラヤンが“ヨーロッパ音楽の帝王”と称されたウィーン国立歌劇場監督時代、1961年の録音。ウィーン・ゾフィエンザールを会場に、歌手にデル・モナコ、レナータ・タバルディらを迎え、ステージ上演の臨場感を再現する「SONIC STAGE」手法を活用して録音されている。

いずれもマスターテープの選定から最終的なDSDマスタリング行程まで妥協を排して作業を実施。特にマスタリング機材には入念に調整された同社のDAC、ルビジウムクロックジェネレーターや、MEXCELケーブルなど高級機材を投入し、オリジナル・マスターの情報を余すところなくディスク化したとしている。

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