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限定2,000セット発売

エソテリック、名盤復刻シリーズ10周年記念のSACD6枚組『グレート・ジャズ・セレクション 6』

編集部:川田菜月
2017年11月17日
エソテリックは、「名盤復刻シリーズ」の発売10周年記念として、SACDハイブリッド盤「グレート・ジャズ・セレクション 6」を12月22日から限定2,000セット発売する。価格は21,667円(税抜)。

「グレート・ジャズ・セレクション 6」

『グレート・ジャズ・セレクション 6』(品番:ESSO-90173/78、Super Audio CDハイブリッド)は、1960年前後の人気6作品をセットにした、豪華紙製デジパック・パッケージ仕様のSACD6枚組ボックス。タイトルは以下のとおり。

ケリー・ブルー』ウィントン・ケリー


ウィントン・ケリーは、マイルス・デイヴィス・グループのピアニストにも抜擢された実力派ピアニスト。本作の音質は高密度で肉厚に仕上げられ、ノイズには特別な減衰処理をせず、それを残しながらも耳当たり良く質感を保つようにしたとのこと。全体的に音像が立体的で、ピアノは分離がよくウィントン・ケリーのタッチも明快かつリアリティあるサウンドに仕上げられている。管楽器の入ったトラックでは楽器に付いたエコーが特徴的だったが、原音とキレイに住み分けができるよう明確なサウンドにしたとのこと。

ワルツ・フォー・デビイ』ビル・エヴァンス


ビル・エヴァンスとベーシスト、スコット・ラファロのコラボレーションを記録した最後の名演奏。ニューヨークのクラブ“ヴィレッジ・ヴァンガード”に連日出演していた時の最終日の記録で、ライヴ収録としては異例とも思われる音質も魅力。マスタリングではその空気感を再現すべく、楽器の音も生々しく、ステージをうかがう最前列の席についたようなリアリティー実現。ベースは太さや力強さがありつつ、音程は明瞭で、ドラムスも臨場感ある音に仕上げられたという。ピアノは混濁がなく、繊細な面もしっかり表現されている。

フル・ハウス』ウェス・モンゴメリー


ウェス・モンゴメリーの名がアメリカ中に知れ渡りだした時期のライヴ録音で、当時マイスル・デイヴィスのグループでツアーをしていたリズム・セクションにテナー・サックス奏者ジョニー・グリフィンを加えた豪華クインテットによる演奏。何種類ものリリースがある本作品の中でも、ギターの音のリアルさを圧倒的に追及したとしており、指の腹が弦に当たる瞬間の暖かさを含んだ力強さをも表現するとのこと。リズム・セクションもタイトかつ広いレンジを確保するなど、クラブの雰囲気や熱気が明確に伝わる盤になったとしている。

ザ・シーン・チェンジズ』バド・パウェル


有名な一曲「クレオパトラの夢」が収録された作品。何度かマスタリングを試みており、今回マスターに残されたピアノの音から出来る限り歪成分を調整、当時のバド・パウェルのピアノに近付けることができたとのこと。ピアノのレンジは著しく拡がり、右チャンネルに定位するベースとドラムスのリアルさ、特にアート・テイラーのドラミングは素晴らしい状態で再現され、ブラッシュワークなど生々しい音で収められ、パウェルのつぶやくような声もまでどれも鮮明な表現を可能にしたという。

ザ・サイドワインダー』リー・モーガン


リー・モーガンのオリジナル曲が並ぶ本作。中でも冒頭曲「ザ・サイドワインダー」は60年代に流行したジャズ・ロックの代表的名作である。SACDでは、ブルーノート・レーベルの主張する“音楽の持つ力強さ”を理解した上でのマスタリングを行ったとしており、低域のエネルギーを十二分に引き出すためにいくつかの工夫を凝らし、エネルギーを凝縮したマッシヴなサウンドを再現。各楽器の音像をスピーカーの中心に集め、迫力を感じられるようなサウンドに仕上げたとのこと。現在の定番となっているリマスタリングと比べて、ドラムスのリアリティに一層着目した仕上がりとのこと。

プリーズ・リクエスト』オスカー・ピーターソン


ヴァーヴ・レーベルとの最後のレコーディングで、演奏内容、人気ともに絶大な評価を受けている作品。音質面でも定評があり、今でもなおオーディオ・フェアなどのデモディスクとして採用される程のクオリティを持っている。今回は、従来のディスクに比べて音のヴェールが数枚剥がされたようなイメージで、ベースの弓弾きでの深く音程の明確な音が眼前に迫るようなリアリティを実現。ピアノはタッチの変化が的確に聴きとれ、左に位置するドラムスは「そこに居る」ような臨場感を再現するとしている。

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