『スメタナ:交響詩《わが祖国》』も

エソテリック、SACD「名盤復刻シリーズ」に『ヴェルディ:レクイエム&オペラ合唱曲集』など2作品追加

2016/11/21 編集部:伊藤 麻衣
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エソテリックは、SACD「名盤復刻シリーズ」に新作2タイトルを追加。『ヴェルディ:レクイエム&オペラ合唱曲集』と『スメタナ:交響詩《わが祖国》』を12月10日に発売する。

■ヴェルディ:レクイエム&オペラ合唱曲集
・クラウディオ・アバド(指揮)
・ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
・品番:ESSG-90151/52
・価格:6,286円(税抜)

ヴェルディ:レクイエム&オペラ合唱曲集

1979〜80年と1974年にミラノ・スカラ座管弦楽団と合唱団と録音したヴェルディの「レクイエム」とオペラ合唱曲集という、アバドのディスコグラフィ上、最も重要な名演を最高の状態でSuper Audio CDハイブリッド・ソフト化。これらは、アバドが1968年から1986年まで音楽監督をつとめたミラノ・スカラ座との録音の中で、オペラ全曲盤以外では最大の遺産とも言うべき名盤だという。

■スメタナ:交響詩《わが祖国》
・ラファエル・クーベリック(指揮)
・ボストン交響楽団
・品番:ESSG-90153
・価格:3,143円(税抜)

スメタナ:交響詩《わが祖国》

1960年代初頭から1970年代半ばにかけてクーベリックがドイツ・グラモフォンに残した数多くの録音の中でも一頭抜きんでた存在感を誇るとされる、1971年録音のスメタナの交響詩《わが祖国》全曲をSuper Audio CDハイブリッド・ソフト化した作品となっている。

いずれの作品も、今回のSuper Audio CDハイブリッド化に当たっては、新たにアナログマスターよりトランスファーした音源を使用。これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われているという。特にDSDマスタリングにあたっては、DAコンバーターとルビジウムクロックジェネレーターに、入念に調整された同社の最高級機材を投入、またMEXCELケーブルを使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができたとしている。

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