ダイヤチップ採用。楕円と丸型の2モデル

JICO、エントリークラスのレコードプレーヤー向けレコード針。約2300円から

2018/03/06 編集部:押野 由宇
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日本精機宝石工業株式会社(JICO)は、楕円のダイヤモンドチップが付いたレコード針「4RB ELIPTICAL」および丸型のダイヤモンドチップが付いたレコード針「4RB CONICAL」を、3月15日より発売する。価格は4RB ELIPTICALが2,759円(税抜)、4RB CONICALが2,296円(税抜)。

レコード針「4RB」

針先にはスイスから輸入したダイヤモンドチップを採用。カンチレバーは1mm厚のアルミパイプとし、針自身の「鳴り」を大きくしたという。またオリジナルノブとダンパーゴムを採用し、ゴムはレコード盤の波形を正確に大きい波動で伝えるために調合にこだわったとしている。製作は日本の職人によりハンドメイドで行われている。

日本の職人がハンドメイド

同社ではION AUDIOのレコードプレーヤー(一部除く)との互換を確認しており、「1万円以下のプレーヤーに搭載されている3W以下の出力スピーカーにおいても4RB ELIPTICALにレコード針を付け替えてみると、その音質の差は歴然。今まで、聞こえなかった高域の倍音成分や残響音。低域のパンチが聞こえて来ます」と説明。

また「4RB CONICAL」は7インチポータブルDJプレーヤーなどでのDJスクラッチでも使用できるとし、そのサウンドについては「図太いグルーブの低音をお楽しみいただけます」としている。

圧電型カートリッジに対応し、針圧は5.0。両製品ともに、レコード針としては初めてとなる1年間の保証期間が付いている。

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