4年連続二ケタ増

2017年のアナログレコード生産、100万枚超に。2001年以来16年ぶり

公開日 2018/01/25 12:07 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
日本レコード協会は、同協会加盟全社の集計による2017年12月度のレコード生産実績を発表した。

12月度の音楽ソフト(オーディオレコード・音楽ビデオの合計)生産実績は、 数量が前年同月比86%の1,869万枚(以下同)、 金額が同86%の241億円。 内訳は、 オーディオレコードの数量が前年同月比85%の1,313万枚、 金額が同95%の162億円、 音楽ビデオの数量が前年同月比90%の556万枚、 金額が同72%の79億円 となる。

この結果、 2017年年間(1月〜12月)の累計は、 音楽ソフト(オーディオレコード・音楽ビデオの合計)生産実績が、 数量で前年比95%の2億245万枚、 金額で同94%の2,320億円となった。

2017年の年間の音楽ソフト生産実績の内訳は、オーディオレコードが数量で前年比96%の1億5,437万枚、 金額が前年比98%の1,739億円。音楽ビデオは数量が前年比93%の4,808万枚で、金額が前年比86%の582億円と低下した。

ただしオーディオレコードのうちアナログディスク(アナログレコード)は、 数量は前年比133%の106万枚、 金額は前年比132%の19憶円と、4年連続の2桁増を記録。 なお、 アナログディスクの生産数が100万枚を超えたのは2001年以来となる。

アナログレコードの生産実績推移

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE