同社製品とトレードで割引するキャンペーンも

トランスペアレント、最上位モデルの技術を踏襲・改善したパワーアイソレーター「XL PowerIsolator」

公開日 2018/01/24 18:12 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アクシスは、同社が取り扱うトランスペアレントのパワーアイソレーター新モデルとして「XL PowerIsolator」を、近日発売開始することを発表した。価格は980,000円(税抜)。

「XL PowerIsolator」

XL PowerIsolatorは、ブランドのトップモデルとなる「OPUS PowerIsolator」の設計・製造コンセプトを反映したというパワーアイソレーター。フィルターデザインとその構成コンポーネント、ターミネーション技法、エンクロージャーの素材と形状などすべての要素をブラッシュアップしたとしている。

エンクロージャー素材にはハイブリッドアルミニウムと熱成形ポリマーを採用。フィルター回路など内部の要所には空隙を埋めるエポキシ系制振材を充填している。加えて低重心設計の筐体構造とすることで、内部フィルター回路への機械的振動、電磁的振動などのメカニカル・レゾナンスを抑えている。

内部のすべての電気的接点には、「OPUS Power Cord」で確立した超低接触抵抗の特殊なターミネーション技法を投入することで、エネルギー損失と磁気歪みを対策。底面にはマシン加工によるコンパウンド・アイソレーション・フィートを装着し、接地面からの機械的振動を抑えこんだ。

アウトレットは2×2の全4口。独立した2系統のノイズフィルターを搭載しており、その回路にはトランスやチョークコイル、直列フィルターなど、電流制限や歪みの原因となるデバイスを排除した独自の並列方式を採用し、フィルターデバイスによる電流ロスを防いだ。

アウトレットは全4口を備える

なお、一般的な電源フィルターでは生じるエネルギー効率の悪化については、電源周波数に正確に対応する厳格な定数設計と選別された高品位パーツの登用によって、電圧/電流の位相ズレを無くしたという。

加えて、OPUS PowerIsolatorの開発で得られたG5テクノロジーによる回路構成とアッセンブリーテクニック、高精度パッシブフィルターコンポーネントを投入。さらにAC電源入力には「XL Power Cord」を装備する。

また今回、XL PowerIsolatorの発売を記念した特別セール「トレードイン・キャンペーン」が実施される。期間は1月から3月31日まで。

このキャンペーンではトランスペアレントのパワーアイソレーターの従来モデルのユーザーが、XL PowerIsolatorを購入する際に、現在使用中の製品を同社に渡すことで大幅な割引価格が適用されるというもの。割引価格は引き渡す製品により異なるが、最大で200,000円の割引となる。対象モデルの詳細はこちら

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE