複雑な背面デザインを持つ木製スピーカー

フランコ・セルブリン、平行面のない木製フロア型スピーカー「LIGNEA」

公開日 2017/12/04 12:57 編集部:成藤正宣
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アーク・ジョイアは、伊Franco Serblinのフロア型2ウェイスピーカー「LIGNEA(リネア)」を12月1日より発売する。価格はペアで740,000円(税別)。

LIGNEA

Franco Serblinは、Sonus faberの創設者としても知られるフランコ・セルブリン氏によって興されたスピーカーブランド。フランコ氏は2013年に亡くなっているが、娘婿のマッシミリアーノ・ファヴェッラ氏が後を継いでおり、「LIGNEA」はフランコ氏のスケッチを元にマッシミリアーノ氏が製作。エンクロージャーの素材選定や、クロスオーバー・ネットワークの製作などに数年を費やして完成させたという。

LIGNEAのキャビネットは平行面のないデザインで、多数の木製パーツを組み上げることで背面は複雑な曲線を描いており、小さな容積から独特な木の音を響かせる設計。バスレフポートを備え、ドライバーユニットの背圧をチューニングする。メインキャビネットの木材には「Tiglio」という木材を使用。日本では菩提樹と呼ばれている、楽器にも用いられる音響特性に優れた素材だという。

寄せ木作りのように多数の木材を組み合わせている

ドライバーユニットは27mmシルク・ソフトドーム型トゥイーターと、コーテッド・ペーパーコーン型110mmウーファー。どちらもスカンジナビアのドライバーユニット・メーカーで製造されている。トゥイーターの周囲は丸みを帯びたホーン形状となっており、ウーファーはコーンに特殊加工を施したカスタムメイドのユニットとなっている。

バスレフポートを備えた2ウェイ型

スピーカー端子はシングルワイヤ仕様。再生周波数特性は58Hz〜36kHz、出力音圧レベルは83dB、インピーダンスは8Ω。外形寸法は500W×1050H×295Dmm、質量は1本16kg。

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドFRANCO SERBLIN
  • 型番LIGNEA
  • 発売日2017年12月1日
  • 価格¥740,000(税別)
【SPEC】●再生周波数特性:58Hz〜36kHz ●出力音圧レベル:83dB ●インピーダンス:8Ω ●ドライバーユニット:27mmシルク・ソフトドーム型トゥイーター、コーテッド・ペーパーコーン型110mmウーファー ●外形寸法:500W×1050H×295Dmm ●質量:16kg(1本)