<CES>マークレビンソン、ネットワーク対応ユニバーサルプレーヤー「No 519」とDAC搭載デュアルモノプリ「No 526」

2016/01/06 編集部:小澤 麻実
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HARMAN Internationalは、2016 International CESにてMark Levinsonの新製品2機種を発表。ネットワーク対応ユニバーサルプレーヤー「No 519」とDAC搭載デュアルモノラルプリアンプ「No 526」をリリースした。

ネットワーク対応ユニバーサルプレーヤー「No 519」


No 519

No 519の背面部
ネットワーク対応ユニバーサルプレーヤー「No 519」は、CDを筆頭にハイレゾやストリーミングサービス、Bluetooth再生、ネットワーク再生等に対応しているのが特徴。Mark Levinson製品として初めてヘッドホン出力を設けた点もポイントだ。また、デジタルボリュームも備えている。アメリカでは2016年7月に発売される。

スロットローディング式のCDプレーヤーを搭載。ESSのSabre32 Reference converterを搭載し、192kHz/24bit PCMや5.6MHz DSDの再生も可能だ。

また、Wi-FiやLinux OSを内蔵。ネットワーク再生はもちろん、spotifyやTIDAL、QOBUZといったストリーミング音楽配信サービスも利用できる。

さらにBluetoothにも対応しており、aptXコーデックもサポート。スマートフォンなどとも接続して音楽を楽しむことができる。ハーマンの圧縮音源補間技術「Clari-Fi」も搭載している。

アンプ部はフルバランス構成のディスクリートアンプ。インターフェースとしてRCA/XLR/光デジタル/同軸デジタル/USB端子などを用意。USB経由では本機をUSB-DACとして使えるほか、USBメモリーの再生も行える。

また、Mark Levinson製品として初めて、ヘッドホン出力も用意。デジタルボリュームも備えているので、パワーアンプやアクティブスピーカーをつないだ際は本機からボリューム調整を行える。

操作は付属のリモコンのほか、iOS/Androidアプリや、webブラウザ経由で行うことができる。


DAC搭載デュアルモノラルプリアンプ「No 526」


No 526

No 526の背面部
DAC搭載デュアルモノラルプリアンプ「No 526」は、フルバランス/ディスクリート構成。アメリカでは2016年5月に発売される。

R-2Rラダーボリュームを備え、信号の純度と解像度を保ちながらボリュームコントロールを行うことができるという。

MM/MCフォノイコライザーを備えるほか、ESSのSabre32 Reference converterを搭載しており、192kHz/24bit PCMや5.6MHz DSDのデコードにも対応する。また、ハーマンの圧縮音源補間技術「Clari-Fi」も搭載している。

アナログ入力端子として、XLRアナログ端子を2系統、RCA端子を3系統用意。デジタル入力端子としてはUSB、AES/EBU 、光/同軸デジタル端子を搭載。フロントにはヘッドホン端子も備えている。

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