バランス伝送型フォノケーブル1モデル

サエク、PC-Triple C採用のRCAフォノケーブル3モデル

公開日 2015/07/24 17:54 編集部:近藤 貴彦
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サエクコマース(株)は、PC-Triple C導体を採用したバランス伝送タイプのフォノケーブル「SCX-5000(関連ニュース)」の端子部をRCA対応とした3モデルと、「SCX-5000」の5pin DIN端子をL型5pin DIN端子に変更した1モデルを7月末に発売する。

上段左:SCX-5000D-R 上段右:SCX-5000D-R(L) 下段左:SCX-5000R-R 下段右:SCX-5000(L)

追加されたラインナップは、5pin DIN端子→RCA端子の「SCX-5000D-R」、L型5ピンDIN端子→RCA端子の「SCX-5000D-R(L)」、RCA端子→RCA端子の「SCX-5000R-R」、L型5ピンDIN端子→XLR端子「SCX-5000(L)」。価格は全モデル1.3mで58,000円(税抜)。ケーブルの延長は特注対応で、0.1m追加ごとに1,800円(税抜)プラスとなる。

特徴も全モデルで共通しており、プラグには金メッキが施されている。絶縁体には比誘電率の低いフッ素(FEP)樹脂を採用することで、静電容量の変化を抑え、伝送ロスを抑制する誘電正接も安定させている。

またL/R別に編組シールド・全体にわたる銅箔シールド・編組の合計3重シールドを施し、ノイズ対策も施した。介在には静電気に強い絹糸を、シースには制振剤入りの耐熱性ポリエチレンを用いている。

ケーブル導体にPC-Triple Cを採用したことで、低域から高域までストレスなく音を伝え、より一層高S/Nのクリアでワイドレンジな特性を実現したとしている。導体断面積は0.48sq×5芯で、ツイストペア構造を採用。ケーブル外径はφ11mm。

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