3ウェイ3ドライバー

アクシス、Wilson Audioのフロア型スピーカー「Sabrina」を発売

公開日 2015/06/16 19:33 編集部:近藤 貴彦
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アクシス(株)は、米Wilson Audio(ウィルソン・オーディオ)のフロア型スピーカー「Sabrina(サブリナ)」を7月より発売する。価格は外装のフィニッシュにより異なり、3色のスタンダードカラーが280万円、2色のアップグレードカラーが298万円(すべてペア・税抜)。

Sabrina

同製品は、3ウェイ3ドライバーのフロア型スピーカー。外装のフィニッシュを5色用意しており、スタンダードカラーはDesert Silver、Galaxy Gray、Obsidian Blackの3色、アップグレードカラーはBiarritz White、Titan Redの2色となっている。

左からDesert Silver、Galaxy Gray、Obsidian Black、Biarritz White、Titan Red

同製品は、ウィルソン・オーディオの中でも最も小型のフロアスタンディング・スピーカーながら、最新技術のエッセンスが注入されたシステムが凝縮されているとのこと。クロスオーバー回路は、このサイズにおいても豊かな低域表現力と全帯域にわたるダイナミックコントラストを実現するために設計されたという。

キャビネットはすべて手作業で組み立てられているとのこと。キャビネット素材には、強靭な硬度と高いダンピング性能を併せ持つという独自の複合材”Xマテリアル”をフロントバッフルとボトムパネルに採用。また、高密度積層ウッドファイバーを周囲と内部の補強ブレースに採用し、共振の抑制と優れた音質性の両立を図ったとのこと。


Xマテリアルのフロントバッフルに組み込まれた3つのドライバー
高/中/低の3つのドライバーは、所定の角度を持たせたXマテリアルのフロントバッフルに組み込まれている。これにより、プロパゲーション・エラー(トランジェント・レスポンスにおけるドライバー間の伝搬誤差)を回避して高調波の純度を高め、再生音のダイナミックスを著しく改善しているとのこと。

高域ユニットには1インチ口径シルクドーム・ダイヤフラムの“コンバージェント・シナジー・トゥイーター”を搭載。このドライバーは、ウィルソン・オーディオのフラグシップモデルであるフロア型スピーカー「Alexandria XLF(関連ニュース)」で開発され、本製品のためにカスタマイズされたという。超高域への伸びだけでなく、1.2kHzの中域にまで及ぶ広帯域をハイパワーでカバーするとしている。

中域ユニットには、5.75インチ口径のペーパーパルプ・コーン・ドライバーを採用。3.5kHz以上の中高域までをも極めてリニアにカバーするとしている。

8インチ・ペーパーコーン・ドライバーの低域ユニットは、比較的小さな容積である本製品のエンクロージャーに搭載するために新たにアレンジされた。大振幅にも高リニアリティーで呼応し、雄大な低域表現力を発揮するとしている。

周波数特性は31Hz〜21kHz(±3dB)、インピーダンスは4Ω。

外形寸法は304.8W×998H×385.5Dmm。質量は42.64kg(1台当り)。

【問い合わせ先】
アクシス(株)
TEL/03-5410-0071

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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドWILSON AUDIO
  • 型番Sabrina
  • 発売日2015年7月
  • 価格¥2,800,000(税抜)
【SPEC】●型式:3ウェイ3ドライバー・フロア型 ●使用ユニット:高域用…1インチ シルクドーム・ダイヤフラム、中域用…5 3/4インチ ペーパーパルプ・コーン・ドライバー、低域用…8インチ・ペーパーコーン・ドライバー ●周波数特性:31Hz〜21kHz(±3dB) ●感度:87dB@1W/1m@1kHz ●インピーダンス:4Ω ●外形寸法:304.8W×998H×385.5Dmm ●質量:42.64kg(1台当り)