「KLIMAX 345」「AKURATE 225」も生産完了

LINN、アナログプリアンプ3機種を生産完了。DSMシリーズに完全移行

公開日 2015/05/19 10:17 編集部:小野佳希
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LINNは、プリアンプ「KLIMAX KONTROL SE」「AKURATE KONTROL/K」「MAJIK-I」、サブウーファー「KLIMAX 345」、センタースピーカー「AKURATE 225」の生産完了を発表。在庫限りで販売を終了する。

AKURATE KONTROL/K

プリアンプの3製品はいずれもアナログ専用モデルで、これらに比べて、パフォーマンスやデジタルソースとの親和性などでDSMが優れると同社では判断。従来のアナログ専用プリアンプを生産完了とし、DSMシリーズを新世代プリアンプとしてラインナップする。なお、KLIMAX KONTROL SE のアップグレードも同時に終了となる。

また「KLIMAX 345」と「AKURATE 225」については「マーケットの移り変わりとテクノロジーの変化を鑑みて決断した」としている。

なお、プリアンプ3モデルの生産完了について同社は、以下のようにくわしく理由を挙げている。

まず「パフォーマンスの優位性」について。「高性能デジタルボリュームは、ノイズフロアーと歪率の低さにおいてアナログプリアンプより優位性がある」としたほか、「デジタルストリーム・プレーヤーとのインテグレーションによって、ノイズ混入や干渉の要因となる接続ケーブルが不要となる」「アナログスイッチングによる損失をなくすことができる」など、デジタルプリの優位点を強調している。

また「デジタルソースとの接続」については、「内蔵の高品質DAC により、様々なデジタルソースを素晴らしい音質で楽しむことができる」とアピールする。

そのほか「内蔵のデジタルストリーム・プレーヤー以外の外部入力に対しても、Space Optimisation の恩恵を得ることができる」こと、さらに「DS とSpace Optimisation に関する将来的なファームウェアアップデートをすべて利用することができる」ことから製品の鮮度が保たれ、EXAKT LINK端子により「将来のEXAKT system への発展性を約束」する、とも説明している。

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