ラディウスは同社初ハイレゾイヤホンをアピール

【ヘッドホン祭】Astell&Kernの2大注目モデル「AK380」「AK Jr」一挙に試聴デモ実施

公開日 2015/05/16 15:09 編集部:杉浦 みな子
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フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2015」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、Astell&Kern製品を取り扱うアユート、ラディウス、WiseTechの出展内容をレポートする。

■アユート

アユートのブースでは、Astell&KernのハイレゾDAP最上位モデル「AK380」と、AKシリーズのエントリー機として話題の「AK Jr」、この2大注目機種の試聴デモを実施している。なお、本日同社はイベント会場現地でAK380の発表会を開催した。その模様はこちらの記事を参照のこと

AK380

AK380の背面


端子部


AK Jr

スリムな筐体が特徴
2機種の試聴希望者に対しては、ブース内で整理券が配布されている。明日17日も同様に午前10:30より整理券の配布を行う予定とのことだ。

ほかにもAKシリーズは、「AK100II」「AK120II」「AK240」「AK240 STAINLES STEEL」と現行モデル全てをブース内で比較視聴できる。JH Audioとコラボしたユニバーサルイヤホン「Layla」「Angie」も用意している。

既存のAKシリーズも揃っている

ブース内には「Layla」「Angie」も

そのほか、アユートが取り扱うAstell&Kern以外のブランドの製品も充実したラインナップを揃えており、Glove Audioからは、ソニー「ZX1」でバランス駆動を可能にする専用設計のDAC内蔵ヘッドホンアンプ「THE Glove S1(仮称)」なども参考出展している。製品化は現在も未定とのことだ。

また、同社が新しく取り扱いを開始した“DITA”ブランドのイヤホン「Answer」「Answer Truth」も、5月22日の発売に先駆けて出展している。

Astell&Kern以外のブランドの製品も充実

THE Glove S1(仮称)


■ラディウス

ラディウスは、高域40kHzまでの再生に対応するイヤホン「HP-NHR21」「HP-NHR11」を展示している。同社初の“ハイレゾ対応イヤホン”となるモデルで、5月下旬に発売を予定している。

ラディウスブースの様子

ハイレゾイヤホン「HP-NHR21」「HP-NHR11」

独自のHigh-MFD(high magnetic flux density system)構造を採用することが特徴で、これにより、ダイナミックドライバーのボイスコイルから漏れる磁束をマグネットの反発磁力によって閉じ込め、磁束密度を高めるという。同社の従来モデル比で、平均感度を約4dB向上させているとのこと。


■WiseTech

WiseTechは、同社が取り扱う中国TTPODブランドのイヤホン製品などをメインでアピール。最新のハイブリッドイヤホン「TTPOD T2」などの試聴デモを行っている。

WiseTechブースの様子

TTPOD T2

また、同社が展開するNOBUNAGA Labsブランドより、プレミアムモデルのMMCX対応リケーブル「雷切(らいきり)」と「鬼丸(おにまる)」も用意しており、来場者が手持ちのイヤホンでリケーブルの効果を試せるようにしている。

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