SIT搭載ポタアンなどもレポート

【ポタ研】KEF、新イヤホン「M100」やM500の新カラバリを披露

公開日 2015/02/14 17:46 ファイル・ウェブ編集部
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ポタ研のKEFブースでは、新カナル型イヤホン「M100」が参考出展されていた。価格は未定だが、M200の下位機種にあたるため、「M200の23,000円前後という価格よりは下になる」(同社)という。発売日も未定とのこと。

KEF「M100」

4色のカラバリを用意。すでにパッケージも完成していた

すでに本国では発表されているもので、10mm径のダイナミック型ドライバーユニットを1基搭載したイヤホン。「レーシングブルー」「サンセットオレンジ」「シャンパンゴールド」「チタニウムグレー」の4色展開で、筐体にはKEFロゴがさりげなくあしらわれるなどデザイン性が高い。

プラグなどの造作も非常に凝っている

もちろん音質にもKEFならではのこだわりが込められている。ドライバーにはネオジウムマグネットを採用。ドライバーを支える部分には「Low resonance acoustics suspension ring」が用いられ、歪みが抑えられているという。また「Angled chamber」も音質向上に寄与していると説明している。

ドライバーは少しスラントしている

シェル部分にKEFロゴ

ケーブルは1.3m長で、iOSデバイス操作用のリモコンを装備。ほかにS/M/Lのイヤーチップ、航空機用アダプター、キャリングポーチも付属する。周波数帯域は20〜20kHz、感度は97dB±4dB。インピーダンスは50±15%Ω。

iPhone操作用リモコンも装備。デザインもシンプルでスタイリッシュ

また同社ブースでは、おなじみのオンイヤーヘッドホン「M500」の新色として、ブラックモデルとホワイトモデルの2色が展示されていた。こちらも発売することは決まっているものの、発売日、価格共に未定という。続報を待ちたい。

M500のカラバリも参考出展

WAGNUS/宮地商会

WAGNUSのブースでは、北米のIMEブランド「NOBLE AUDIO(ノーブルオーディオ)」のカスタムIEMや、同ブランドのリケーブル各種を展示。 NOBLE AUDIOは2013年秋にJOHN MOULTON氏が創設したブランド。そのサウンドと独自の「WIZARDデザイン」が世界で評価を得ているという。

さらに同ブースでは、NOBLE AUDIOのユニバーサルモデルを販売している(株)宮地商会も共同出展。NOBLE AUDIOカスタムシリーズのフラグシップモデルである、片耳4ウェイ10ドライバーの「KAISER10」のユニバーサルモデルを展示して注目を集めていた。販売価格は予価189,800円(税込)で、国内限定のMidnight Blue Sparkle特別色仕様となる。

NOBLE AUDIO「KAISER10」のユニバーサルモデル

Analog Squared Paper

Analog Squared Paperは、これまで真空管を搭載したヘッドホンアンプを展開してきたが、今回は新モデルである小型の「TR-07hp」を展示していた。受注生産で、価格は変動するがおおむね6万円前後。納期は1〜2ヶ月程度という。

Analog Squared Paper「TR-07hp」

TR-07hpの増幅回路は真空管ではなく、東北大で誕生した3極管特性の半導体「SIT」を採用した。

また電源には四角い006P電池を採用。電池を交換することも、ハードとユーザーのつながりとして楽しんで欲しい、と同社では説明する。また、全段A急動作でありながらバッテリー寿命6時間を実現している。

別売りの革製ケースも用意する。本機のほか、DAPやDACなどもスタックして一緒に持ち歩くことができる。

JABEN NETWORK

JABEN NETWORKのブースでは、GLOVE AUDIOの「S1」(仮称)などを展示。S1はソニーのウォークマン、NW-ZX1と合体させて使うヘッドホンアンプで、実際に組み合わせた状態で試聴することができた。そのほか、Calyx Mや専用のバッテリーなど、様々な機器が展示されていた。

GLOVE AUDIOの「S1」にソニーのウォークマンNW-ZX1を組み合わせたところ

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