取り扱いアイテム数も大幅増

<訪問レポート>ビックカメラ池袋本店/有楽町店のオーディオ売場がリニューアル ‐ 担当者にポイントを聞く

公開日 2014/11/21 18:58 ファイル・ウェブ編集部
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既報のとおり、ビックカメラは池袋本店と有楽町店のオーディオコーナーをリニューアル。さっそく両店の売り場を訪ねてきたのでレポートしたい。

■池袋店「競合店で取り扱っていないような商品を揃えた」

池袋本店では、シアターコーナーを2階から3階へ移動し売り場面積を拡大。その空いたスペースでオーディオコーナーも拡大した。なお、シアターコーナーではプロジェクターを使ったドルビーアトモスコーナーも新たに展開。11月22日、23日の2日間にはドルビーアトモス体験イベントも開催する。

オーディオ試聴室

オーディオコーナーは、上記のように売り場面積を拡大。取り扱い製品数も、「ホームシアター系のものも含めると50アイテム以上増やした」(池袋本店オーディオコーナー主任 岡崎英雄氏)という。

ビックカメラ池袋本店 岡崎氏

試聴室の常設展示品も入れ替え、ハイエンド製品を試聴室内に、中級機やエントリークラス製品を試聴室外の売り場へと配置。ハイエンド機はよりじっくり、中級機はより気軽に試すことができるよう配慮した。なお、試聴室は入口の幅を90cmから180cmへと拡大。試聴室にもより気軽に入れるようにした。

試聴室内にはハイエンド機を展示

リニューアルにあたっては、池袋地区の競合店にはない商品を揃えるようにしたとのことで、「マッキントッシュ『MA6700』やB&W『803SD』などは、池袋では当店にしかないのではないか」という。

広くなった売場に製品がズラリと並ぶ


なお、単品オーディオに詳しいスタッフも他店舗から異動で集めて増員したとのこと。「これまではなかなか難しかった試聴イベントなども、今後は積極的に行っていきたいと思っている」とのことだった。

■有楽町店はスピーカーだけでも展示アイテムが50以上増加

有楽町店は、2つある試聴室のなかに商品設置用の棚を新設。「今まではトールボーイスピーカーしか展示できなかったが、ブックシェルフやプレーヤー、アンプなども並べられるようになった。これにより、展示商品数はスピーカーだけでも50台以上増え、今までの3倍近い数になった」(有楽町店オーディオコーナー主任 長井 出/いずる 氏)という。

試聴室

棚を新設しブックシェルフなども展示

なお、試聴室内にはB&W「805 Maserati Edition」も展示。長井氏は「この商品を実際に聴ける販売店はなかなかないのではないか」とコメントする。

805 Maserati Editionも試聴可能


こうした品揃えについては「お客様からご要望を多くいただいていたものを中心に揃えた」とのことで、モニターオーディオ、KEF、ELACなどのスピーカー試聴アイテムを増やし、リン、マランツなどの最新のネットワークオーディオを使ったハイレゾ音源から、マッキントッシュ、ラックスマンなどの機器を使ったアナログレコードの試聴と、幅広いお客様のニーズに答えられるようにしたという。

試聴室の外にはハイレゾ体験コーナーなども展開

11月23日、24日の2日間はティアックのDSD対応ポータブルヘッドホンアンプ「HA-P90SD」の先行試聴イベントを行う。

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