IFA展示品の国内導入が明らかに

<音展>JBL、DSP搭載機など新ヘッドホン3機種 − harman/kardonも新ヘッドホンなど

公開日 2013/10/18 16:17 ファイル・ウェブ編集部
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日本オーディオ協会によるイベント「オーディオ・ホームシアター展 2013(音展)」が本日10月18日より開幕した。会期は20日(日)までで、会場は東京・お台場の「TIME24ビル」。入場無料。本稿では、JBLの新ヘッドホンやharman/kardonの新ヘッドホン、シアターシステムなどを参考展示していたハーマンインターナショナルブースの模様をレポートする。

■JBLからDSP搭載の新ヘッドホン

ブースでは、発表したばかりでまだ発売前のJBLの新スピーカー“STUDIO 2"シリーズ(関連ニュース)をさっそくデモ。その傍らでJBL製品ではヘッドホンの新モデル“Synchros”「S700」「S500」「S300」を参考出展している。

S700。他の2機種も含めてスイーベル対応。一見するとオープン型のようなデザインだが密閉型のヘッドホン

スピーカーは“STUDIO 2"シリーズなどをデモ

IFAに出展されていたモデルと同じもので、ブースでは日本での価格も決定していることを紹介。いずれもオープン価格だが、50mmドライバー搭載でアルミハウジングなどを採用した最上位機「S700」が34,800円、同じく50mmドライバー搭載でS700とはハウジング素材などが異なる「S500」が29,800円、エントリー機「S300」が19,800円前後での実売が予想される。11月の発売を予定している。

S500

S300

「S700」と「S500」は独自のDSP信号処理技術「JBL LiveStage」を採用したアンプ内蔵のヘッドホン。DSPをオンにするとサウンドのライブ感を高める処理を行うという。DSP非搭載の「S300」を含め3モデルともケーブルは着脱式で、「S700」にはiOS端末用、「S500」と「S300」にはAndroid端末用の3ボタンマイク付きケーブルが付属する。なお、「S300」のみブラックとホワイトの2色で展開する。

S700はハウジング側部がDSPのスイッチになっている

S500のDSPスイッチはハウジング下部に配置


ヘッドバンド部

3モデルともケーブルは着脱式


3ボタンマイク付きケーブルを採用

■harman/kardonは新ヘッドホンに加えてワイヤレス8.1chバースピーカーなども

ハーマンカードンの製品では、同じくIFAに出展されていたヘッドホン「Soho」を参考展示。コンパクトでスタイリッシュなデザインが特徴で、日本では19,800円前後で11月の発売を予定しているという。

Soho

カラーバリエーションは海外と同様にブラック/ホワイト/ベージュ(ブラウン)の3色で展開。イヤーパッドはマグネットによる着脱式で、イヤーパッドを外すとケーブルも取り外しができるようになっている。

イヤーパッドを取り外したところ

さらに、ハーマンカードンブランドではNFC対応のコンパクトなポータブルBluetoothスピーカー「ESQUIRE」や、球体デザインでパッシブラジエーター搭載の2ウェイスピーカー「Nova」、薄型のバースピーカーとサブウーファーによる8.1chサラウンドシステム「SABRE(セイバー)」なども参考出展。それぞれ年内の発売を予定しているとのことだった。

ESQUIRE

「Nova」はバイアンプ駆動で総合80Wというハイパワーを実現。Bluetooth(NFC対応)、光デジタル(角型)、3.5mmステレオミニという3系統の入力を持ち、音楽用途だけでなくパソコンやテレビとの組み合わせも想定しているという。

Nova

背面

「SABRE」は約32mmという薄型のサウンドバーに、25mmドライバーと44mmドライバーによる2ウェイスピーカーを8基搭載。同じく薄型デザインのサブウーファーとワイヤレス接続で使用できる。また、サブウーファーはスタンドを取り外して壁掛けしたり、寝かせるような状態でラックに設置するなどといった使い方もできる。

SABRE

薄型でワイヤレスのサブウーファーを採用

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