ヘッドホンアンプも搭載する多機能モデル

Antelope Audio、DLNA/384kHz対応AD/DAコンバーター搭載プリアンプ「Rubicon」

公開日 2012/04/23 19:14 ファイル・ウェブ編集部
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英Antelope Audioは、384kHzのサンプルレートに対応するAD/DAコンバーター搭載プリアンプ「Rubicon」を発表した。ヘッドホンアンプも内蔵し、DLNA機能にも対応する多機能モデルとなる。

Rubicon

DAC部には、水晶発振器の10万倍の安定度を持つとされる10Mルビジウム・アトミッククロックを初めて採用。64ビットアコースティック・フォーカス・クロッキングジッター制御技術を備えている。

DA変換技術は、同社の384kHz対応DAC「Zodiac Gold」から継承。独自開発のUSBコントローラーチップを採用したことにより、デジタル音源を480Mbitでストリーミングし、最大384kHzのサンプルレートに対応する。

AD変換回路は、ハイエンドプロ用のマスタリングコンバーター「Eclipse 384」の技術を投入した。プリアンプ部は、トランスを用いた超低ノイズのディスクリートJFETフォノ・プリアンプ。アナログ音源をAD変換して384kHz対応DACで楽しむことができる。

さらに、「ウルトラリニア・デュアルステージ・ヘッドホンアンプ」を搭載するほか、DLNA機能にも対応しており、DLNAサーバー機器に保存してある音源ソースをワイヤレスで本機に入力できる。

筐体には、丈夫な削り出しアルミニウムで作られた風格のあるアールデコ調のデザインを採用。本体には、金メッキ・リレーボリュ−ムコントロールを装備する。

アナログ入力端子はPHONO×1、RCA×3、HiZ×1、XLR×1で、デジタル入力端子はS-PDIF×2、TOSLINK×2、AES/EBU×1のほか、ワードクロック入力、イーサネットポート、USB type-Bコネクタを搭載する。

アナログ出力端子はXLR端子とRCA端子を各1系統、デジタル出力端子はS-PDIF×2を装備。

本製品は5月3日から開催されるMunich High End Showに出展される予定とのことだ。

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