ウェブと雑誌を連動。サイトからウイスキー購入も可能に

ウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン・ジャパン」が季刊誌としてリニューアル

公開日 2009/06/23 14:56 季刊analog編集部
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1997年に設立され、英国に基盤を置くインターナショナルな出版社であり、イベント企画会社でもあるパラグラフパブリッシング社は、「ウイスキーマガジン」をはじめ、「ビアーオブザワールド」「スコットランドマガジン」「シガーバイヤー」といったハイクオリティな雑誌を編集、発行するだけではなく、ウェブやイベントなど、各分野の初心者からスペシャリストにわたる人々に情報を配信し続けている。

そのパラグラフパブリッシング社により刊行されているウイスキー専門誌が、すでに刊行されて11年になる「ウイスキーマガジン」である。年に8回発行され、世界各国から寄せられる最新のウイスキー情報や、蒸溜所の情報、デイヴ・ブルーム氏をはじめとする洋酒評論家や専門家が行う新商品のテイスティングノートを数ページにわたり掲載。英語版をはじめ、フランス語版、ギリシャ語版、日本語版と翻訳・編集され、世界100カ国以上に読者を持つ。

発売されたばかりの季刊化第1号となる「ウイスキーマガジン・ジャパン2009 SUMMER」。次号は8月に刊行される

「ウイスキーマガジン・ジャパン」リニューアル発表会にて、編集長のデイヴ・ブルーム氏(中央)と刊行元のウィスク・イーの面々

この日本語版である「ウイスキーマガジン・ジャパン」(日本版の刊行元:(株)ウィスク・イー)の発刊が、従来の年8回から、内容を充実化させ、年4回の季刊という刊行体制に移行した。

今後はウェブサイトと連動し、最新情報はウェブサイトからいちはやく届け、フルコンテンツは雑誌から充実した内容で届ける、という現代の状況に対応した体制となる。

6月上旬に行われたリニューアル発表会にて、「ウイスキーマガジン・ジャパン」の編集長を務め、著名なウイスキー評論家でもあるデイヴ・ブルーム氏は季刊化について以下のように語った。

「今後は日本のウイスキー愛好家の全てを対象にして、翻訳ばかりではない内容を充実していきます。例えば、日本の蒸留所やアジア市場向けのウイスキーの紹介。また、どこで買うか? どこで飲むか? というドリンカーズガイドも掲載し、最新号では銀座のバーを紹介しています。そのほかライフスタイル的な文化的な側面も取り入れることで、日本でさらにウイスキーを広めて、ウイスキーをもっと楽しんでもらおう、というコンセプトのもと、発刊していきたいと考えています」

このように新しくなったマガジンは、日本に関わるコンテンツをさらに強化したさらに充実した深い内容となり、ページ数も40ページほど増えている。なお、新しいウェブサイトではマガジンとの連携を深め、ニュースなどの最新の情報や、実際のウイスキーの購入までもできるようになっている。こちらもぜひ、ご覧いただきたい。

「ウイスキーマガジン・ジャパン」は、年間購読の場合、送料込・税込で1年間(4冊)5,000円、2年間(8冊+進呈1冊)10,000円。


【問い合わせ先】
(株)ウィスク・イー
TEL/03-5418-4611

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