【A&Vフェスタ】ボイスコイルが振動板のスピーカー/HANIWAに最適な管球アンプが登場

2008/02/23
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デジタルドメイン

先日、発表会を行った(関連記事)オーディオメーカー「デジタルドメイン」は、A級パワーアンプ「B-1a」、マルチビットDAコンバーター「D-1a/D-1b」に加え、新開発したスピーカーシステムを参考出品。

製品の概要やスペックは公表しておらず、発売も今のところ未定とのことだが、外観からは同軸2ウェイとウーファーによるユニット構成であることが確認できる。また、ブースではその音を聴くことができる。

参考出品された新スピーカー


花田スピーカー研究所

ボイスコイルを振動板として使用する「ボイスコイル・ダイアフラム スピーカー」の開発・研究を行う花田スピーカー研究所は、今年1月に完成した“7号機”をデモ。ボイスコイルから直接音波を発する設計により、振動板が不要で製品の薄型化が可能なほか、高い放熱性や経年変化による音質劣化の低減を実現しているという。

“7号機”については、スピーカーメーカーに提供予定で、年内もしくは2009年初旬に製品として発売される予定だという。

写真奥が“7号機”搭載の試作機

様々なサイズを開発してきた


クボテック

HANIWAスピーカーでおなじみのクボテックは、新製品として真空管アンプ2モデルのデモンストレーションを実施。「HAMP05」「HAMP30」はそれぞれ中高域用、低域用と位置付けており、HANIWAスピーカーを駆動するのに最適なアンプに仕上がっている。

HAMP05は3極管のステレオパワーアンプで、6CA管を使用し、高い音質を実現している。価格は315,000円(税込)。またHAMP30は、重低域再生に適したKT88管を採用したモノラルパワーアンプ。出力は30W。ペアで販売され価格は525,000円(税込)。ともに3月に発売を予定している。

「HAMP05」(上)、「HAMP30」(下)

小型のHANIWAスピーカーでデモを行った


サウンドマイスター

真空管アンプ“REVIAシリーズ”の最上位機となる新製品「RV-300BPP」(548,000円)のデモを実施。計11本もの真空管を使用し、21W+21Wの高出力と、高い解像感を実現しているという。また、ミドルクラスモデルの新製品「PD-6V6PP」(79,800円)もあわせてデモを行っている。

ブースの模様


ラステームシステムズ

音質にこだわるデジタルアンプを多数ラインナップするラステームシステムズは、192kHz/24bitに対応した「RSRC-100」をはじめ、同社の最新モデルを紹介。出力90W×4chのマルチチャンネルアンプ「RDA904」を参考出品し、その内部構造を公開している。

またヘッドホンアンプ「RHA-1」、「RHA2D」の試聴コーナーも用意しており、その音質を確認することができる。

「RDA904」の内部構造

ヘッドホンアンプの試聴コーナー


(Phile-web編集部)

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