【A&Vフェスタ】パイオニアブースは国内初登場のTADパワーアンプなどに注目

2008/02/23
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パイオニアの展示ブース

同社の歴史的なスピーカーユニットを一堂に展示
本日より開幕したA&Vフェスタ。本項ではパイオニアブースの模様をお伝えしよう。パイオニアは今回、展示ブースや視聴室合わせて3スペースで展開し、製品のアピールを行っている。

■TADラボ試聴室

TAD Reference OneにTADのアンプを組み合わせて試聴を行っている

TADラボの新モノラルパワーアンプ

多くの方が試聴ブースを訪れていた

TADラボの試聴室では、フラグシップスピーカーシステム「TAD Reference One」と、今年1月のInternational CESで参考出品されたモノラルパワーアンプを組み合わせて試聴できる。特にパワーアンプは国内初登場ということもあり、試聴ブースを訪れた多くの人の注目を集めていた。

試聴室では、CD/SACDに加え、96/24のDATソースやアナログレコードなどさまざまなソースを試聴することができる。

■SC-LX90視聴室

SC-LX90視聴室の様子

SC-LX90の視聴室では、S-1EX(フロント/リア)、S-7EX(センター)、S-W1EX(サブウーファー)でサラウンドシステムが構築されており、Air Studiosで最終チューニングが施されたSC-LX90の音を体験することができる。Blu-ray Discの映像とともに、5.2chバイアンプ駆動でサラウンド音声を聴けたり、ピュアオーディオ用アンプのように2chソースを聴けたりと、SC-LX90の持つ実力と魅力を存分に堪能できる内容となっている。

TAD視聴室/SC-LX90視聴室とも、体験するには3階の同社展示ブースの受付で整理券を受け取る必要がある。非常に多くの人が試聴を希望していたが、各回ごとの人数が限られているため、試聴スケジュールは数回先の回まで満席となっていた。会場に着いたらまず整理券を入手することをお薦めしたい。

■展示ブース
展示ブースにはオーディオ/ビジュアルの注目機器が出展され、同社のプレミアムAV製品ラインナップを総覧することができる。

AV機器で注目を集めていたのは、やはり「SC-LX90」だ。展示スペースには構造模型も展示されており、内部パーツやその配置、プリ部とパワー部をセパレートした「ウルトラ・リジッド・セパレーテッド・コンストラクション」などの構造を確認することができる。

SC-LX90の構造展示

「フルバンド・フェイズコントロール」の効果を体験できるコーナーも

「KURO THEATER SYSTEM I」の体験コーナー

また、シアターシステム「KURO THEATER SYSTEM I」の体験コーナーも設けられており、多くの人が足を留めていた。

オーディオ製品ではTAD Reference Oneをはじめ、ピュアモルトスピーカーやハイコンポ「X-Z9」などを展示。昨年スピーカー開発から70周年を迎えた同社。同社のスピーカーユニット第一号「A-8」を始めとするユニットの数々が、同社スピーカー開発の歴史年表とともに一堂に会している。

TAD Reference Oneの展示も行っている

先日発表された「S-3EX」の新色チェリーブラウン・モデルも展示

ハイコンポX-Z7/Z9


ピュアモルトスピーカーも登場

MDFとピュアモルト樽材の音の違いを確かめられる展示も。

music tap
(Phile-web編集部)

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