ケーブルブランド探訪記(オーディオリプラス編 その1)

公開日 2001/06/21 09:50
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
SPC-ALM500Super ¥39,800(1.5Mペア・税別)
●ケーブルブランド探訪記は今回より、オーディオリプラスのラインナップをご紹介する。同社の石英を採用したインシュレーターはオーディオファンの定番として確固たる地位を築いたが、最近の注目は何といっても、同社のケーブルラインナップである。

同社のケーブルの最大の特徴は、被覆に石英ビーズを封入することによるインシュレーション効果であるが、それだけではない。導体にも高純度の銅線を使用し、極低温などの物性処理を施している点や、銀ハンダなどよりも優れた特殊合金ハンダを使用する点など、随所に入念な配慮が行われている。

第1回目は、その中から同社のスピーカーケーブルの入門モデルである「SPC-ALM500Super」をご紹介する。99.999999%(8N)銅を導体に採用した、高純度アルミナボールフローティングスピーカーケーブルである。高周波ノイズ誘導システム(スピーカー接続側に装着しており、有害ノイズをジュール熱に変換)やYラグにまでスーパーアニール処理や極低温処理&物性処理を施すなど、非常に手の込んだハイCPモデルとなっている。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

【オーディオリプラスのプロフィール】
石英を様々なオーディオ製品に応用するコンセプトで長年にわたって、多くのオーディオファンの耳を魅了してきたオーディオリプラス社は、石英ビーズを封入したケーブルをはじめ、インシュレーターやアナログスタビライザーなど多彩な展開をみせている。
同社が採用している高純度石英は分子の結合力が高いため制振伝播が速く、広い帯域で歪みを生まない。この特性によって、ケーブルの振動を排除する仕組みとなっている。

【オーディオリプラスの石英について】
オーディオリプラスの石英ガラス製インシュレーター及び、ケーブルの被覆材に使用している石英ポールは、オーディオ専用に、周波数帯域や振動レベル、個々の使用用途に合わせた、オーディオグレードとして開発された。また、非常に高価とされてきた石英ガラスを特殊製法で量産化し、オーディオグレードでありながら大幅なコストダウンに成功。インシュレーターとしては多少高価ではあるが、他の材質に比べ、驚異的な特性を獲得し、決して高価とは思えないサウンドクオリティーを実現する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ブランドAUDIO REPLAS
  • 型番SPC-ALM500Super
  • 発売日大好評発売中!!
  • 価格¥39,800(1.5Mペア・税別)
【SPEC】
●線材→99.999999%超高純度銅(8N)●仕様→高周波ノイズ誘導システム(スピーカー接続側に装着しており、有害ノイズをジュール熱に変換)スーパーアニール処理・極低温処理&物性処理(Yラグ)・特殊合金ハンダ溶接 ●被覆材→ポリエチレン・PVC・ 高純度アルミナボールフローティング ●寸法→1.5M→(アンプ側 0.2M+本体1.5M+スピーカー側0.15M)全長約1.9M※バナナ仕様は、1ヶ所につき¥1,200。