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公開日 2026/03/30 15:10
【アバック福岡/専用室シアター】 185型/150型2ウェイスクリ ーン、 防音室で楽しむ7.6.4ch

Dolby CinemaやIMAXの没入体験を求めて!シネスコ/16:9でスクリーンを使い分けるプレミアムシアター

編集部:岡本 雄

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Yさんのホームシアターへの目覚めは、劇場で20回も鑑賞したという『スターウォーズ/フォースの覚醒』。映画館に足繁く通うようになり、上映フォーマットにも興味を持たれるようになったのだとか。


Dolby CinemaやIMAX、4DXなどの没入体験を求めて、現在お住まいの富山県のみならず東京まで出張することも。そうしているうちに、映画館の鑑賞体験を独り占めして楽しめる、自分専用のホームシアターを持ちたいと思うようになったそう。


2024年元日の北陸地方の地震で倒壊してしまった納屋をつくりかえて出来上がったのがY邸のホームシアター。広さはおよそ30畳。壁いっぱいを覆うスクリーンは2ウェイ仕様で、作品のアスペクト比にあわせて切り替えることができる。


映画再生に複雑な操作は一切必要なく、2列に並ぶソファに掛けてタブレットを操作すれば、ゆっくりと照明が落ちて上映開始だ。


アスペクト比で185型/150型を切り替える2ウェイスクリーン


本物の映画館にも引けを取らないプレミアムなホームシアターのインストールを手がけたのは、富山県から遠く離れた九州にあるアバック福岡の木下貴嗣氏。


Yさんが福岡へ旅行に訪れた際、偶然通りかかったのが同店だったという。ちょうど倒壊した納屋のつくりかえを計画していたタイミングの旅行だったそうで、アバックという名前は、同社でホームシアターをつくったご友人から聞いていたのだとか。


初めは参考程度に「見るだけ」のつもりだったが、ショールームでのデモ体験はYさんに大きな衝撃を与え、そのままシアターインストールを木下氏に依頼するに至った。



視聴位置後方の様子。後ろの壁には窓があるが遮光カーテンを下ろすことで、映画鑑賞に最適な暗室をつくり出すことができる




使っていないときはマスクカーテンを閉じることでスクリーンを保護。カーテンの生地を厳選し、吸音の役割も持たせてる


木下氏は、富山県の工務店と遠隔で打ち合わせを重ねながら、Yさんのイメージする専用映画館をかたちに変えていった。出色は、やはり2ウェイスクリーンだ。張り込みスクリーンはシネマスコープサイズの185型。「できるだけ大画面を」というYさんの希望に応え、キクチ科学の繋ぎ目なしで導入できる最大サイズを特注した。


もう一方は16:9/150型の電動スクリーンで、シネスコ/185型の前に降りるよう設置。プロジェクターのレンズメモリー機能と、後述するホームオートメーションシステムを組み合わせることで、作品にあわせて瞬時に切り替えることができる。 


さまざまな上映フォーマットで映画を楽しんでいるYさんだけあってアスペクト比にも注目して鑑賞されているらしく「どの作品でもできるだけ余白がないように楽しみたかった」と語る。実際に、IMAXの作品は16:9/150型で上映するなどして使い分けているのだそう。



張り込みスクリーンはシネマスコープサイズの185型。幕面はキクチ科学のシャンティホワイトとし、繋ぎ目なしで導入できる最大サイズを特注している




150型電動スクリーンは16:9サイズで、185型同様キクチ科学のシャンティホワイトを採用。アスペクト比に合わせて切り替えながら映画を楽しむことができる



プロジェクターはビクターの8K対応モデル「DLA-V800R」。ショールームでYさんが視聴したモデルで、そのまま自宅にも導入した。


木下氏は迷光対策にも手抜かりがなく、天井や床はダークトーンとし、壁もマットでくすみのあるグレーとすることで光の反射を抑制。コントラストに優れるDLA-V800Rの映像美を最大限味わうことができる。



プロジェクターはビクター「DLA-V800R」。シアタールームを広く確保することができたため、プロジェクターの画質を損ねずに最大185型の投写が実現できたという



近隣への音漏れの心配なく立体音響を浴びる


Yさんのイメージする個人劇場には立体音響も必須。木下氏は7.4.6chのサウンドシステムを提案した。計画の中で導入するチャンネル数の変動があったとのことだが、30畳を最大限音場として活かすことができる数を算出した結果、期せずしてアバック福岡で行われたデモと同じシステムになったという。


フロント3chには Bowers & Wilkinsの “800 Diamond4シリーズ"、サラウンド/サラウンドバック/トップにはHometheater Factory「HF-SP520TB」と、スピーカーにもショールームでデモを行ったものと同じモデルをチョイスした。



フロントLRはBowers & Wilkins「804 Diamond4」(写真左)/センタースピーカーは「HTM82 Diamond4」を採用(写真右上)/サブウーファーにはKEF「KUBE 15 MIE」を採用し、前方と後方に合計4基配置して低音を強化している(写真右下)




サラウンド/サラウンドバック/トップの10基のスピーカーはすべてHometheater Factory「HF-SP520TB」で統一。壁掛け/天吊りモデルで防音機能への影響が小さい




AVアンプはデノン「AVC-A10H」。レコーダーにはパナソニック「DMR-ZR1」、プレーヤーにはMAGNETAR「UDP900」と各ブランドの主力機が並ぶ。レコードプレーヤーも導入し、Yさんが大好きなマイケル・ジャクソンのレコードを再生しているのだとか



防音、自動操作、ソファもこだわり使い心地も追求

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