トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2020/12/21 06:40
【PR】ハイコスパ機「CX400BT」にも注目

ゼンハイザーの完全ワイヤレスはなぜ魅力的なのか? 「MOMENTUM True Wireless 2」など2機種を検証

野村ケンジ

前のページ 1 2 3 次のページ

プロフェッショナル用マイクロホンを有するゼンハイザーならではの、躍動感に満ちた音楽性豊かなサウンドが存分に楽しめる。そんな魅力をもっている完全ワイヤレスイヤホンが、「MOMENTUM True Wireless 2」(Amazon)だ。

同社初の完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」の第2世代モデルとなるこの製品、最大の魅力といえば、やはりそのサウンドだろう。だが機能性やユーザビリティーといった部分についても充実した内容に仕上がっている。

「MOMENTUM True Wireless 2」

■アクティブノイズキャンセリング機能は “音楽を優先”

MOMENTUM True Wireless 2には、新たにアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されているが、あえてフィードフォワード(イヤホン本体外側)の2マイクによるデジタル方式が採用されている。

これには理由があって、フィードフォーワード+フィードバックのハイブリッドシステムでは、ノイズキャンセリングの精度こそ高いものの、どうしても音質に影響を与えやすい。それを回避するために、あえてシンプルなフィードフォワード方式を採用したのだという。“音楽を優先したノイズキャンセリング” というのは、なんともゼンハイザーらしい選択だ。

本体の構造イメージ。新たにアクティブノイズキャンセリング機能を備えた

実際、このコンセプトは巧みに昇華されていて、実際に試聴してみると、ノイズキャンセリングによる音質的な犠牲を最小限に留めているとわかる。一般的なアクティブノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホンでは、ノイズキャンセリング機能のオンオフで音質やサウンドキャラクターが微妙に変化してしまうことがあるが、本機はそれが皆無。常にベストなサウンドが楽しめるようになっている。

■フィット感をさらに追求。マイクにもこだわった

ノイズキャンセリングの性能には、イヤホン本体のデザインも大いに貢献している。MOMENTUM True Wireless 2は、ファーストモデルとほぼ同じ、円柱形ハウジングに絶妙な角度のノズル部を組み合わせた特徴的なデザインを継承している。

新旧2つを並べてみると微妙にカタチが異なっていて、円形部分がオーバルに近い形状へと変化し、小型化も実現。フィット感をさらに向上させることで、遮音性を高めている。

左が初代モデルで右が2代目。よりコンパクトなデザインになった

このデザイン変更によって、装着感もかなり向上している。ファーストモデルは女性など、耳の小さい方にとっては長時間の装着が厳しい印象だったが、本機はそういったイメージが払拭され、格段に快適な装着感となった。こういった快適性への配慮も嬉しいポイントだ。

また、マイクの種類や搭載する場所にもこだわっているようだ。本体には多数の小さな穴が開けられ、その奥にマイク本体をレイアウト。これにデジタル処理が合わさることで、全帯域に渡って騒音レベルが低減された、良質なノイズキャンセリング効果を実現している。

小さな穴が開けられ、その奥にマイク本体を設置した

しかも、音楽再生を止めた状態でも違和感のない静けさを持ち合わせている。また外音取り込み機能も自然な音色であるなど、なかなかに絶妙なセッティング。デジタル処理だけでなく、ハードウェアの作り込みも細やかに追求する点は、75年の歴史を持つ老舗オーディオメーカーの面目躍如といったところだろう。

ワイヤレスマイクの技術を活用!接続安定性も追求

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 80'sデザインが堪らない! カロッツェリアの“車載スピーカー”をあえてホームオーディオで使ってみた!
2 BS12「日曜アニメ劇場」、10月はリマスター版『ストII MOVIE』や映画『小林さんちのメイドラゴン』など放送予定
3 『VIVANT 悪役会議室』TVer特別版、配信開始。迫田孝也×河内大和×馬場 徹
4 足元こそオーディオの要。「見通しが良くなる」IsoAcousticsのインシュレーターの効果を体験&技術詳細を訊く
5 JBL「Summit EVEREST」の真髄を山之内 正氏が聴く。「エモーショナルな表現力は未踏の高みに到達」
6 マランツ「MCR 60n」発売前特別試聴イベント。9/26、9/27に東京・神奈川3箇所で開催
7 “万能エンタメヘッドホン”、Boseの最新「QuietComfort Headphones」で『攻殻機動隊』の世界観にどっぷりハマる
8 南青山のVolvo Studio Tokyoにて、B&Wのホームスピーカーとカーオーディオの体験イベント、9/26に開催
9 Beats、最上位ヘッドホン「Beats 360」。クッション交換可能で「ヘッドホンをスポーツシューズのように」
10 【ミニレビュー】Jorma Design「Duality XLR」、ハイファイ性能と音楽性を高次元で両立
9/24 10:54 更新

WEB