トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/01/27 15:52
むしろiPhone 15にとって明るい材料?

アップル、独自Wi-Fiチップ開発を一時中断?プロセッサー量産を優先か

多根清史
アップルが進めているとされるWi-Fiチップの開発作業を一時的に停止しているとの観測が報じられた。ただし、その理由の1つは今年の「iPhone 15」シリーズに搭載予定の「A17 Bionic」チップ等の量産体制を整えるためのようだ。

今月初め、アップルの内部情報に詳しいMark Gurman記者は、同社がWi-FiとBluetooth統合チップを開発中だと報じていた。そのために、iPhone等の無線関連コンポーネントを供給していた米Broadcomとの契約は延長されないというのだ。

が、アップルのサプライチェーン情報に精通するアナリストMing-Chi Kuo氏は、独自Wi-Fiチップの開発は現時点で中止されており、「しばらくの間」保留されると述べている。つまり、BroadcomはiPhone 15以降のアップル製品に、当面の間はWi-Fiチップを提供し続けるということだ。

原因の1つとされるのが、アップルがこれまで開発してきたのはWi-Fi専用チップであり、噂のWi-Fi+Bluetoothの統合チップではなかったということだ。統合チップはWi-Fiのみのチップよりも開発難度が高く、(iPhone用のチップを)Broadcom製から独自開発チップに置き換えると決めた場合は、さらに難度が上がるというわけだ。

もう1つの要因が、AシリーズチップやMシリーズチップ等のプロセッサー開発を最優先にする必要性である。これらの性能向上が鈍化すれば、iPhoneやMacなどの最終製品の販売にも悪影響を及ぼすことになる。

そのため、これら最先端の3nmチップを2023〜2025年に量産体制へと導き、性能と消費電力の削減を大幅に改善させるべく、IC設計リソース(エンジニアなど)をプロセッサーの開発に振り向けているという。その一方でWi-Fiチップはもちろん、独自5Gモデムチップもリソース不足で量産が遅れているとのことだ。

さらに今後2〜3年の間にスマートフォンの無線規格もWi-Fi 6EやWi-Fi 7へと移行するため、アップルが独自Wi-Fiチップを採用するのはリスクが高いという。ちょうど数日前、iPhone 15がWi-Fi 6Eに対応するとのアナリスト予測が出たばかりである。

今回の情報は、iPhone 15 Proモデル(標準モデルはA16搭載が予想)にとってはむしろ朗報かもしれない。3nmチップのA17 Bionicにより性能とバッテリー持ちが向上し、実績あるBroadcomチップのおかげでWi-FiとBluetooth接続の安定性が期待できそうだ。

Source: Medium
via: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 嵐のラストライブ配信も目前!スマホからテレビへHDMI出力するときの注意点は?
2 Prime Video 6月新着作品が発表。大ヒット映画『国宝」から「ベスト・キッド:レジェンズ」まで話題作盛りだくさん
3 ソニー、ストリーミングWALKMAN「NW-ZX707」/「NW-A300」一部モデルが出荷完了。後継モデル展開は不明
4 迫真の音と映像を7畳に!映画の世界に誘う半地下シアタールーム
5 ブルーレイレコーダーはパナソニックDIGAがベスト3を独占<ビジュアル&関連製品売れ筋ランキング4月>
6 マランツ、HDMIセレクター搭載のプリメインアンプ「STEREO 70S」がECサイト各社で値下げ
7 音楽への知的好奇心を満たす。ストリーミング時代に、aurender「A1000」を買うべき3つの理由
8 オーディオの景気回復には新品・中古・アクセサリーの好循環が不可欠<販売店の声・売れ筋ランキング4月>
9 iFi Audio、Spotify/Tidal/Qobuzのネイティブ再生に対応するネットワークプレーヤー「ZEN Stream 3」
10 ONIX、ブランド初の据え置きネットワークトランスポート「Zenith XMT20」。Linuxベースの独自開発システムで動作
6/1 11:02 更新

WEB