PR 公開日 2024/09/06 06:30

好きな映像への没入感が圧倒的!大画面・4K有機ELテレビのハイエンド・LG「OLED G4」徹底レビュー

スタンダード65型と大画面85型をチェック

■圧倒的な解像力で83型・大画面ならではの没入感が際立つ


『ボブ・マーリー:ONE LOVE』は、精細感豊かなデジタルシューティング映像だが、OLED65G4PJBの強靭な光がジャマイカの澄み渡った高く青い空と乾いた風で視聴室の空気を一変させる。音楽家映画である以上、コンサートシーンの再現が肝心だが、「AIサウンドプロ」モードによって、太く広がりのある音場になり、レゲエのリズムが視聴ルームの空気を揺らし聴き手の体に踏み込んでくる。

音声モードは「AIサウンドプロ」を選択して音質チェックした

立体音響フォーマットのDolby Atmosに対応する

次にさらなる大画面モデルの83型「OLED83G4PJA」でクオリティをチェックしていきたい。圧巻は『デューン 砂の惑星 PART2』のサンドワーム出現シーンだ。OLED G4シリーズのコントラストレンジによって、異星の砂漠の灼熱の光と深い影が生まれ、さらに不老と超常能力の源として宇宙規模の抗争を引き起こす香料を孕んだきらめく砂の粒状感が、OLED G4シリーズの解像力で83型の大画面に細やかに描きだされる。

83型・大画面モデルのOLED83G4PJAでもクオリティチェックを実施した



生き物のような砂の流動感の描写にモーションブラー(動画ぼやけ)がないため、もうひとつの主人公として浮かび上がり、壮大なドラマに説得力が生まれる。いくら大画面といえど、4K液晶テレビでは表現できない領域であり、またOLED G4シリーズでしか体験できない没入感がある。同社のサウンドバー「SG10TY」も併せてみたが、イマーシブサウンドが見る者を高く広く立体的に包み込むことで臨場感が際立つ。

OLED G4シリーズはHDRフォーマットのDolby Visionに対応しており、専用映像モードを搭載する

OLED83G4PJAの視聴では、サウンドバー「SG10TY」を組み合わせたサウンドも確認できた

■常に原画に密着することで映像作品から多くの “気づき” をもたらす


LGエレクトロニクスの4K有機ELテレビを毎度視聴する度に感心するのは、ノイズが極小で映像に透明感があることに加え、過剰な画作り、強調というものがなく、常に原画に密着することである。今回スタンダードな65型と大画面モデルの83型を両方観ても、その例にもれない。そうして自身が愛する作品に対して、多くの “気づき” をもたらしてくれる。

今回じっくり視聴してみると、65型と83型の2機種の性格は微妙に異なる。OLED65G4PJBは鮮鋭感と緻密さを併せ持ち、コントラストの力強さはOLED G4シリーズで筆頭だ。画面密度の高さで最右翼のモニターディスプレイという個性をもつ。

一方、雄大なコントラストのOLED83G4PJAの大画面効果は抜群で、大画面と高画質を両立した映像機器として、プロジェクターまで含めても家庭用ディスプレイの中でトップレベルの映像表現を備えている。そこにサウンドバーを併用すれば、さしあたって外部スピーカー要らずでイマーシブサウンドを楽しめる完全一体型の “家庭劇場” を築き上げてくれる。どちらを選ぶか……それはOLED G4シリーズを実際に体験するほかない。


■「One Wall Design」でインテリア性と映像への没入感を両立


最後に機能面も触れておこう。独自OS「webOS 24」を採用しており、多数のVODサービスを楽しめるほか、多数のアプリがダウンロード可能なため機能性を拡張できる。OS面でも新たな取り組みを実施しており、5年間アップデート保証というサービスも導入された。

「webOS 24」の採用で多数の動画配信サービスを利用することができる

新たなサービスとしてwebOSの5年間アップデート保証が利用可能

ゲーミング機能が強い点もLGエレクトロニクスならでは。応答速度0.1msやリフレッシュレート144Hzへ、VRRやALLMも対応する。ゲームプレイ専用の画面「ゲームダッシュボード」、関連機能を集約した「ゲームオプティマイザ」も装備。「GeForce NOW」によって、テレビ単体で多数のゲームをプレイできることも魅力だ。

ゲームプレイに関連した機能だけに特化して調整できる「ゲームオプティマイザ」を引き続き導入

4K有機ELテレビ単体でもゲームプレイを楽しめる機能を内蔵する

そしてデザイン面も特徴的で、本体を徹底的に薄型設計にすることで、壁にぴったりと密着して設置することができる「One Wall Design」が採用されている。インテリアと調和するだけでなく、極薄ベゼルによって、映像への没入感をいっそう高めてくれるという映像面のメリットも大きい。

壁とテレビの間にほぼ隙間が無い状態で、ピタリと付けて設置できた

インテリア性と映像への没入感を両立した「One Wall Design」



[SPEC]
LGエレクトロニクス 「OLED G4シリーズ」
●デジタルチューナー数:地上デジタル×2、BS/110度CSデジタル×2、BS4K/110度CS4K×2 ●画素数:3840×2160 ●対応HDR規格:Dolby Vision、HDR10、HLG ●スピーカー:トゥイーター×2、ミッドレンジ×2、ウーファー×2 ●音声出力:20W+20W+20W ●主な入出力端子:HDMI入力×4(eARC対応×1)、光デジタル音声出力×1、ステレオミニ出力×1、USB入力×3 他 ●ネットワーク接続:LAN×1、Wi-Fi6(2.4GHz、5GHz) ●主な動画配信サービス:YouTube、Amazon Prime Video、Apple TV+、Disney+、Netflix、U-NEXT 他

55型 「OLED55G4PJB」 オープン価格(市場予想税込価格451,000円前後)
●消費電力:381W(待機時0.5W) ●外形寸法:1222W×703H×27.2Dmm ●質量:17.9kg

65型 「OLED65G4PJB」 オープン価格(市場予想税込価格616,000円前後)
●消費電力:516W(待機時0.5W)●外形寸法:1441W×826H×24.3Dmm ●質量:23.8kg

77型 「OLED77G4PJB」 オープン価格(市場予想税込価格880,000円前後)
●消費電力:704W(待機時0.5W)●外形寸法:1712W×982H×24.8Dmm ●質量:37.4kg

83型 「OLED83G4PJA」 オープン価格(市場予想税込価格1,121,000円前後)
●消費電力:823W(待機時0.5W)●外形寸法:1847W×1057H×28.0Dmm ●質量:40.9kg

97型 「OLED97G4PJA」 オープン価格(市場予想税込価格4,180,000円前後)
●消費電力:1067W(待機時0.5W)●外形寸法:2155W×1230H×28.2Dmm ●質量:57.0kg

(提供:LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社)

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