PR 公開日 2022/11/09 06:30

大サブスク時代、強いルーターが必須!ネットギア「Orbi」なら“家中快適”が実現できる

トライバンド×メッシュが決め手
編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

4K動画も快適なインターネットを広範囲で



前置きが長くなったが、実際の検証結果をお伝えしていこう。検証にあたって箱を開封すると、スタイリッシュな本体が現れる。見た目はスッキリしているが、8本もの高性能アンテナを内蔵している。これが外付けアンテナだとかなり仰々しくなりそうだが、おかげでリビングにも馴染むようなデザインに仕上がっている。

やや大きめだが、8本の高性能アンテナを内部に収納し、信頼の置ける安定動作を実現してくれる

外形寸法は25.4×7.1×19.1cm、質量は1.3kgとやや大きめではあるが、逆にこれが信頼性へと繋がっているのだろう。ルーターは発熱の大きい機器の一つではあるが、近年多いコンパクトなタイプだと、放熱が追いつかず、熱による暴走やパフォーマンス低下の恐れもある。本機はパネルの奥に、家庭用では珍しい大型のヒートシンクが配置されており、かなり念入りに熱対策を行っているようだ。

パネルを外すと大型のヒートシンクが姿を現す

本体を取り出したら、あとはWANポートにLANケーブルを繋ぎ、ACアダプターを接続して電源を入れたら、上述のとおりアプリから設定するのみ。初めてだと戸惑う部分もあるかもしれないが、落ち着いて作業すればあっという間にWi-Fiでネットワーク接続ができるようになるはずだ。

まずは親機のみでテストしてみたところ、複数の端末でYouTubeの4K動画をストリーミング再生してみても、まったく止まることなく快適に楽しめた。4Kテレビ、2台のMacBook Air、iPhone(iPhone SE)、Androidスマートフォン(Pixel 6 Pro)という5台の端末で行ったが、まだまだ余裕がある。これなら家族が多い家庭でも、それぞれ思い思いの配信サービスをストレスフリーで楽しめそうだ。

社内の試聴室に親機を設置

4K動画を同時に5台で再生しても余裕だった

続いて、親機1台で快適に通信できる位置の限界を探ってみる。今回はオフィスビル内で試したが、2枚の壁(鉄筋コンクリートと木造)を挟んだ直線距離5.5mほどの場所で、快適な使用としては限界ということが分かった。iPhone SEで1080pのYouTube動画が、数秒待ってようやく再生できるという水準にまで下がる。ちなみに鉄筋コンクリートの壁は、厚さ29cmほどある。

壁の厚さは29cmほどあり、Wi-Fiの電波を遮ってしまうようだ

そこで、Orbi 8のサテライトをこの場所に投入。すると同じ場所であっても、4K動画が待たずに再生できるようになった。ちなみに当然ながら実測値は環境によって変わるが、参考までに書いておくと、親機付近では610Mbpsのところ、移動した位置でサテライトなしでは37Mbpsまで落ち込んだのに対し、サテライトありでは530Mbpsまで引き上げられた。

意外だったのが、iPhoneでは電波状況が悪かったのにもかかわらず、同じ場所にサテライトを設置しても問題なかったという点。これはおそらく、Orbi 8のサテライトの受信アンテナの性能が高く、通常は厳しいような弱い電波でもしっかりと拾えるのだろう。サテライトの設置性が高いことが分かり、またOrbi 8のスペックの高さを実感した一幕でもあった。

最後にサテライトを1台組み合わせた状態で、どこまで快適に通信できるか試してみた。結論としては、サテライトからさらに壁を1枚はさみつつ11mほど離れた廊下(親機からは約16.5m)でも、4K動画を待つことなくノンストップで再生できた。これなら2階建ての家屋やメゾネットタイプのマンションでもほぼカバーできるだろう。速度としても実測値で370Mbpsほど出ており、十分余裕のある水準を保っている。なお同じ場所でサテライトの電源を切って試してみたが、もちろんネットワーク名すら表示されなかった。

親機から16.5mほど離れても快適に4K動画を楽しめた



鉄筋コンクリートで作られたオフィスビルでもここまで電波が届き、そして快適に使えるのであれば、一般の家庭ならまず困ることはないはずだ。そして、鉄筋コンクリート造のマンションに住んでいて、これまでネット環境で悩まされてきたユーザーであっても、Orbi 8なら従来のWi-Fiルーターよりも強力なネットワークが構築できるだろう。

繰り返しになるが、まずは親機のみを導入してみて、状況に応じてサテライトを追加していくこともできる。追加もアプリから簡単に行えるので、現状のネットワーク環境に不満がある方であれば、試す価値はある。

Orbi 8で快適なネットワークを構築してみては?

また、Orbi 8であれば専用バックホールにより、メッシュWi-Fiで発生しやすい速度の低下も抑えられる。せっかく電波が届いても速度が遅い、となってしまっては元も子もないので、高画質や高音質コンテンツを快適に楽しみたいなら、この点は本機を選ぶ大きな理由になるはずだ。

メッシュWi-Fiルーターは様々なメーカーから発売されており、安価なものも存在するが、こうした違いは快適さに直結する。またWi-Fiルーターは一度買ったら数年以上は買い換えないことがほとんどだが、Orbi 8のハードウェアスペックなら、まずその間は陳腐化しない。長い期間ストレスを感じながらネットを使うくらいなら、少し投資して、Orbi 8で快適な生活を手にしてみてはいかがだろうか?

(提供:ネットギアジャパン)

前へ 1 2 3

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX