公開日 2021/10/26 01:00

新「AirPods」ハンズオン! 別モノの音質に進化、ノイキャンなしでも“価値あり”

サウンドと機能ともにステップアップ
本日発売を迎える、アップルの新しい完全ワイヤレスイヤホン「AirPods(第3世代)」をひとあし早く試すことができた。音質や装着感、操作性などファーストインプレッションを報告しよう。

第3世代のAirPods

■AirPods Proをベースにした開放型。耳乗せスタイルの装着感は?

新しいAirPodsは、開放型のハウジングを採用した、ANC機能を搭載しない完全ワイヤレスイヤホンだ。価格は23,800円(税込)。ワイヤレス充電に非対応のケースが付属する第2世代のAirPodsは16,800円(税込)で、シリーズのエントリーモデルとして販売を継続する。

本体は左から第2世代のAirPods、新しいAirPods、AirPods Pro

充電ケースは縦長タイプから、AirPods Proと同じ横長タイプに変わった。前面にLEDインジケーターがある。充電端子はLightning。ケースの横幅はAirPods Proよりもコンパクトだ。イヤホンの質量は第3世代の方がわずかに重く、4.28g。ちなみに第2世代は4gだ。ケースは第3世代が37.91g、第2世代が38.2g。イヤホンをケースに入れた場合の質量を足し上げると第3世代が46.47g、第2世代は46.2gになる。手に持った感覚はほぼ変わらない。

充電ケース。左から初代AirPodsのワイヤレス充電非対応のケース、中央が新しいAirPods、右がAirPods Pro

イヤホンの形状はAirPods Proをベースにしている。ハウジングの先端から背中までの厚みは新しいAirPodsの方がProよりも少しスリムだが、第2世代のAirPodsに比べると耳に挿入する部分は少し大きくなった。イヤーピースを装着しない耳乗せスタイルのインナーイヤホンだが、長年第2世代AirPodsを使っている筆者の家族は、ハウジングが大きくなって耳に乗せづらいと話している。耳のサイズが小さめの方は、購入を検討する際にApple Storeなどで入念にフィッティングを試すことをおすすめしたい。

左の従来のAirPodsに比べて、右側の新しいAirPodsはイヤホン部分の厚みが少し増している

感圧センサーによる操作部を備えたスティック状のステムは、AirPods Proとほぼサイズが一緒。第2世代のAirPodsよりも33%長さが短くなっている。第2世代機は耳に乗せるとステムがこめかみにピシッと沿うように触れ、装着感が安定する。

新旧AirPodsのステムの長さを比較。33%ほど短くなっている

まとめると、新しいAirPodsは筐体の厚みが少し増し、ステムが若干短くなった。耳乗せスタイルのイヤホンなので装着感が安定するか少し気になっていたが、筆者の場合はものすごく相性が良かったようで、耳にぴったりフィットする。AirPodsを装着している耳を真下に向けて傾けてみたり、頭を激しく上下左右に振っても、まったくイヤホンがズレない。

イヤホンがこめかみに沿うフィット感はAirPods Proによく似ている

ただ完全ワイヤレスイヤホンは多くの場合、歩きながらイヤホンを充電ケースから取り出そうとした時に、手もとが滑って落としたりなくすことが多いと聞く。イヤホンの着脱はいったん立ち止まったり、着席した状態で落ち着いて行いたい。

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