公開日 2014/12/05 10:31

【第107回】もう迷わない! 大幅刷新した「 iTunes 12」を便利に使いこなす方法

[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
高橋敦
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というわけでそういう企画だが内容としては、

●iTunes 12での変更点の確認
●変更点への対処方法(元に近い使い勝手に戻せる?)
●12に限らずiTunes一般の使いこなしポイントの再確認


…といったところだ。なお以降のスクリーンショットでおわかりのように、僕が利用しているのはMac版。メニューやキーの名称、細かな配置や操作手順はそれに準じて説明する。例えば同じ「control」や「option」キーでもその役割がMacとWindowsでは違っていて、同じ操作が別のキーに割り当てられている場合もあるので注意してほしい。

■基本インターフェースの変更を確認

無理矢理にでも使いこなすためにまず必要なのは現状の把握。特に今回は大幅刷新なので、その「大幅」な部分を改めてしっかり把握しておこう。基本的なインターフェース構成の大変更だ。

▼iTunes 11までのインターフェース構成





iTunse 11の場合はウィンドウの上部横軸に

●曲|アルバム|アーティスト|ジャンル|ビデオ|プレイリスト

といった土台の分類が表示されていた。そしてそれらをクリックすることでそれらを基準に整理された形でライブラリを表示するというのが基本だったわけだ。

加えて常時表示させておくことのできたウィンドウ左の

●サイドバー

には、音楽も映画もポッドキャストもアプリも含めたライブラリ全体やプレイリスト、ストアなどまでもが常駐。ここから各ジャンルや各機能にアクセスする利用スタイルをメインにしていた方も多いだろう。

だからこそiTunes 12で「は!?」という反応が目立ったのが、サイドバーの廃止!?だったわけだ(後述するが代替案はある)。

▼iTunes 12のインターフェース構成

iTunes 12ではウィンドウ上部横軸の基本要素は

●マイミュージック|プレイリスト|Match|iTunes Store

にされた。

マイミュージック

プレイリスト


Match(僕は使う気がないためこの画面は未契約未使用時のもの)

iTunes Store

この意図として考えられるのは、例えば「今後はMatchをさらに推進したい→独立させ目立たせた」「今後はプレイリストを切り捨てたい→独立させ捨てやすくした」…などだが、真意はわからない。

加えて上部横軸の左側には(文字ではなく)アイコンで

●ミュージック|ムービー|その他

のボタンを用意。「その他」はメニューボタンになっており、その中には「Podcast」「App」などが含まれている。

「ミュージック」「ムービー」はクリックで直切り替え、「…」はクリックするとメニューが表示される

これを切り替えるとウィンドウ全体が切り替わる。上記の

●マイミュージック|プレイリスト|Match|iTunes Store

という表示はこちらのボタンで「ミュージック」を選択している状態の場合だ。今回はオーディオの連載でもあるのでそこに焦点を当てていく。

次ページ続いては、ライブラリの表示形式を使いこなす

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