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公開日 2017/07/26 18:24
“超タフ” スマホケーブル、オウルテックから。長州小力が手荒に使っても「キレてないですよ」
Appleの純正ケーブル比で17倍強い
編集部：小野佳希
オウルテックは、断線しにくいよう配慮した独自設計により、5万回以上の折り曲げにも耐えられる充電ケーブル「超タフストロングケーブル」シリーズを8月中旬に発売する。LightningタイプやUSB Type-Cなど6シリーズを用意しており、最も安価なUSB Type-A - micro USBタイプの0.3mで1,080円前後での実売が予想される。詳細なラインナップと価格は後述する。
コンセントに挿すAC充電器から直接ケーブルが出ているモデルにLightning/micro USB/USB Type-Cの3つの端子タイプをそれぞれ1.5mと2m、AC充電器のない純粋なケーブルとして一端がUSB Type-Aのモデルに、もう一端がLightning/micro USB/USB Type-Cの3つの端子タイプをそれぞれ30cm/70cm/1m/1.5m/2m/3mとバリエーションを用意している。
Lightning端子採用のAC充電器モデル
端子の付け根部分を保護する“ブッシュ”と呼ばれる部分に独自形状のロングブッシュ設計を採用。折り曲げなどに強い構造にすることで断線への耐性を高めた。
ロングブッシュ構造で付け根部分の耐久性を強化
ケーブル内部には、防弾チョッキなどに使用されているアラミド繊維を採用し、引っ張る力への耐性も強化。また、ケーブル被覆部の素材を新型の強化メッシュに変更することで、柔らかくしなやかでねじれや折れに強く、より使いやすいよう改良したという。
アラミド繊維の採用で引っ張りへの耐性も強化
これらにより「5万回以上の折り曲げ試験に合格する業界一超タフで断線に強いケーブルにすることができた」と同社は説明。AppleのiPhone純正ケーブルに比べ17倍の折り曲げ耐性を実現したとしている。
耐久性テストのための機械も自社開発。おもりをぶら下げた状態で付け根を左右に動かして耐久性をテスト
なお本シリーズは同社が現在展開する「ストロングケーブル」の上位モデルという位置づけ。従来のストロングケーブルは折り曲げ耐性への強化は行っていなかったが、上記のように今回新たに折り曲げ耐性強化を行うなどしている。
同社代表取締役の東海林春男氏は、「3年ほど前に、iPhoneの純正ケーブルが飼っているネコに噛まれてダメになったという社員がいた。他にも同様の声を聞き、これはビジネスチャンスだと思った」と、丈夫なケーブル開発のきっかけを説明。研究を重ねてタフで切れにくいケーブルの開発に成功した結果、累計200万本、昨年の実績で5億円を超える売上を達成する大ヒット商品になったという。
オウルテック 東海林（とうかいりん）氏
製品の特徴紹介を担当した、オウルテックの親会社であるライフエッグ研究開発グループ シニアマネージャーの丹木芳則氏は、「帰宅後、まずはスマートフォンをコンセントにつないで充電し、充電しながらスマホを見ることも多いのではないか」とコメント。「手が動くとそのたびにケーブルの接続部に応力が加わるり、これが断線につながる」と、断線に強いケーブルを開発した背景を説明する。
ライフエッグ 丹木（たんぎ）氏
そして「お客様から送られてきた故障品を解析してみると、60％が付け根で断線していた」とコメント。そこで今回ロングブッシュ構造にして付け根の強度を向上させたのだという。
また、導線を細くすると電気抵抗が増えて電流が通りづらくなり、結果として充電時間が長くなってしまうため、同社製品では太い導線を採用していることも説明。タフネス性能だけでなく、短時間での充電も行えることをアピールした。
発表会には、ゲストとして長州小力さん、ボディービルダーの野澤尚一朗さんと大和遼さんも登場。「日々雑に使って断線してしまい、肝心なときに充電できなかったりすることもあった」という長州小力さんが今回の新製品を手にお馴染みのダンスを披露したほか、ボディービルダーのふたりがケーブルを引っ張っても切れないデモンストレーションを行う一幕もあった。
長州小力さんはケーブルを相手にプロレスを披露し「俺もケーブルもキレてないですよ」と決め台詞
「超タフストロングケーブル」シリーズのラインナップと価格は下記の通り。
■AC充電器 Lightningコネクタ 最大2.4A出力
OWL-ACJKLT20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格3,780円前後）
OWL-ACJKLT15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格3,580円前後）
■AC充電器 Type-Cコネクタ 最大2A出力
OWL-ACJKTC20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格2,680円前後）
OWL-ACJKTC15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格2,480円前後）
■AC充電器 micro USBコネクタ 最大2.4A出力
OWL-ACJKMU20U1（2.0m）￥OPEN（予想実売価格2,680円前後）
OWL-ACJKMU15U1（1.5m）￥OPEN（予想実売価格2,480円前後）
■USB Type-A - Lightningコネクタ 急速充電＋データ転送2.4A
OWL-CBKLT30（3.0m）￥OPEN（予想実売価格3,280円前後）
OWL-CBKLT20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格2,880円前後）
OWL-CBKLT15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格2,430円前後）
OWL-CBKLT10（1.0m）￥OPEN（予想実売価格2,380円前後）
OWL-CBKLT7（70cm）￥OPEN（予想実売価格2,330円前後）
OWL-CBKLT3（30cm）￥OPEN（予想実売価格2,130円前後）
■USB Type-A - Type-Cコネクタ 急速充電＋データ転送3A
OWL-CBKCA30（3.0m）￥OPEN（予想実売価格2,480円前後）
OWL-CBKCA20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格2,180円前後）
OWL-CBKCA15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格2,080円前後）
OWL-CBKCA10（1.0m）￥OPEN（予想実売価格1,980円前後）
OWL-CBKCA7（70cm）￥OPEN（予想実売価格1,880円前後）
OWL-CBKCA3（30cm）￥OPEN（予想実売価格1,780円前後）
■USB Type-A - micro USBコネクタ 急速充電＋データ転送2.4A
OWL-CBKMU30（3.0m）￥OPEN（予想実売価格1,780円前後）
OWL-CBKMU20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格1,480円前後）
OWL-CBKMU15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格1,380円前後）
OWL-CBKMU10（1.0m）￥OPEN（予想実売価格1,280円前後）
OWL-CBKMU7（70cm）￥OPEN（予想実売価格1,180円前後）
OWL-CBKMU3（30cm）￥OPEN（予想実売価格1,080円前後）
コンセントに挿すAC充電器から直接ケーブルが出ているモデルにLightning/micro USB/USB Type-Cの3つの端子タイプをそれぞれ1.5mと2m、AC充電器のない純粋なケーブルとして一端がUSB Type-Aのモデルに、もう一端がLightning/micro USB/USB Type-Cの3つの端子タイプをそれぞれ30cm/70cm/1m/1.5m/2m/3mとバリエーションを用意している。
Lightning端子採用のAC充電器モデル
端子の付け根部分を保護する“ブッシュ”と呼ばれる部分に独自形状のロングブッシュ設計を採用。折り曲げなどに強い構造にすることで断線への耐性を高めた。
ロングブッシュ構造で付け根部分の耐久性を強化
ケーブル内部には、防弾チョッキなどに使用されているアラミド繊維を採用し、引っ張る力への耐性も強化。また、ケーブル被覆部の素材を新型の強化メッシュに変更することで、柔らかくしなやかでねじれや折れに強く、より使いやすいよう改良したという。
アラミド繊維の採用で引っ張りへの耐性も強化
これらにより「5万回以上の折り曲げ試験に合格する業界一超タフで断線に強いケーブルにすることができた」と同社は説明。AppleのiPhone純正ケーブルに比べ17倍の折り曲げ耐性を実現したとしている。
耐久性テストのための機械も自社開発。おもりをぶら下げた状態で付け根を左右に動かして耐久性をテスト
なお本シリーズは同社が現在展開する「ストロングケーブル」の上位モデルという位置づけ。従来のストロングケーブルは折り曲げ耐性への強化は行っていなかったが、上記のように今回新たに折り曲げ耐性強化を行うなどしている。
同社代表取締役の東海林春男氏は、「3年ほど前に、iPhoneの純正ケーブルが飼っているネコに噛まれてダメになったという社員がいた。他にも同様の声を聞き、これはビジネスチャンスだと思った」と、丈夫なケーブル開発のきっかけを説明。研究を重ねてタフで切れにくいケーブルの開発に成功した結果、累計200万本、昨年の実績で5億円を超える売上を達成する大ヒット商品になったという。
オウルテック 東海林（とうかいりん）氏
製品の特徴紹介を担当した、オウルテックの親会社であるライフエッグ研究開発グループ シニアマネージャーの丹木芳則氏は、「帰宅後、まずはスマートフォンをコンセントにつないで充電し、充電しながらスマホを見ることも多いのではないか」とコメント。「手が動くとそのたびにケーブルの接続部に応力が加わるり、これが断線につながる」と、断線に強いケーブルを開発した背景を説明する。
ライフエッグ 丹木（たんぎ）氏
そして「お客様から送られてきた故障品を解析してみると、60％が付け根で断線していた」とコメント。そこで今回ロングブッシュ構造にして付け根の強度を向上させたのだという。
また、導線を細くすると電気抵抗が増えて電流が通りづらくなり、結果として充電時間が長くなってしまうため、同社製品では太い導線を採用していることも説明。タフネス性能だけでなく、短時間での充電も行えることをアピールした。
発表会には、ゲストとして長州小力さん、ボディービルダーの野澤尚一朗さんと大和遼さんも登場。「日々雑に使って断線してしまい、肝心なときに充電できなかったりすることもあった」という長州小力さんが今回の新製品を手にお馴染みのダンスを披露したほか、ボディービルダーのふたりがケーブルを引っ張っても切れないデモンストレーションを行う一幕もあった。
長州小力さんはケーブルを相手にプロレスを披露し「俺もケーブルもキレてないですよ」と決め台詞
「超タフストロングケーブル」シリーズのラインナップと価格は下記の通り。
■AC充電器 Lightningコネクタ 最大2.4A出力
OWL-ACJKLT20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格3,780円前後）
OWL-ACJKLT15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格3,580円前後）
■AC充電器 Type-Cコネクタ 最大2A出力
OWL-ACJKTC20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格2,680円前後）
OWL-ACJKTC15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格2,480円前後）
■AC充電器 micro USBコネクタ 最大2.4A出力
OWL-ACJKMU20U1（2.0m）￥OPEN（予想実売価格2,680円前後）
OWL-ACJKMU15U1（1.5m）￥OPEN（予想実売価格2,480円前後）
■USB Type-A - Lightningコネクタ 急速充電＋データ転送2.4A
OWL-CBKLT30（3.0m）￥OPEN（予想実売価格3,280円前後）
OWL-CBKLT20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格2,880円前後）
OWL-CBKLT15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格2,430円前後）
OWL-CBKLT10（1.0m）￥OPEN（予想実売価格2,380円前後）
OWL-CBKLT7（70cm）￥OPEN（予想実売価格2,330円前後）
OWL-CBKLT3（30cm）￥OPEN（予想実売価格2,130円前後）
■USB Type-A - Type-Cコネクタ 急速充電＋データ転送3A
OWL-CBKCA30（3.0m）￥OPEN（予想実売価格2,480円前後）
OWL-CBKCA20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格2,180円前後）
OWL-CBKCA15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格2,080円前後）
OWL-CBKCA10（1.0m）￥OPEN（予想実売価格1,980円前後）
OWL-CBKCA7（70cm）￥OPEN（予想実売価格1,880円前後）
OWL-CBKCA3（30cm）￥OPEN（予想実売価格1,780円前後）
■USB Type-A - micro USBコネクタ 急速充電＋データ転送2.4A
OWL-CBKMU30（3.0m）￥OPEN（予想実売価格1,780円前後）
OWL-CBKMU20（2.0m）￥OPEN（予想実売価格1,480円前後）
OWL-CBKMU15（1.5m）￥OPEN（予想実売価格1,380円前後）
OWL-CBKMU10（1.0m）￥OPEN（予想実売価格1,280円前後）
OWL-CBKMU7（70cm）￥OPEN（予想実売価格1,180円前後）
OWL-CBKMU3（30cm）￥OPEN（予想実売価格1,080円前後）
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