<山本敦のAV進化論 第110回>

iPhoneでのハイレゾ再生にも対応。ラトックの“Wi-Fi SDカードリーダー”を試す

山本 敦

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2016年10月12日
■iPhone 7用の外付けストレージとして使えそうな“Wi-Fi SDカードリーダー”

新しいiPhone 7/iPhone 7 Plusが発売されて1ヶ月が経った。人気の新色“ジェットブラック”をオーダーした筆者の友人は、最近になってようやく手元に製品が到着したらしいが、新しいiPhoneユーザーの皆様もそろそろ満足できるところと、そうじゃない部分が見えてきた頃だと思う。

今回はラトックシステムが発売した“Wi-Fi SDカードリーダー”「REX-WIFISD1H」を試す

iPhoneは購入時には「カラーバリエーション」と「ストレージ容量」を選択する。ストレージ容量は32GB/128GB/256GBの3段構成(ジェットブラックのみ128GB/256GB)となっているが、トップエンドの256GBが94,800円(税別)、最も容量が小さい32GBが72,800円(税別)と、価格に22,000円もの開きがある。

iTunesに入れてある音源をとにかく全部iPhoneに突っ込んでおきたい。写真を撮りまくるからストレージはデカいほどいい。256GBモデルを積極的に選ぶ声も様々だろう。

でも一方で、音楽はストリーミングサービスが中心だし、写真はすぐにバックアップして本体から消す、あるいは写真はあまり撮らないという人も筆者のまわりには多い。実際私もその一人である。だから容量は32GBで十分と考え、本体の代金をなるべく安く抑える方向を選んだ。

ただ、iPhoneのカメラはけっこう使うので、別途、外付けストレージがあると便利だ。ということで、今回はラトックシステムから発売された“Wi-Fi SDカードリーダー”「REX-WIFISD1H」の使い勝手を試してみることにした。

縦横サイズは名刺ケースぐらい。モバイルバッテリーの代わりになることを考えたらかなりコンパクトなガジェットと言える

筆者はiPhoneで撮った写真をバックアップする際、あるいは動画や音楽データを保存して旅の飛行機で楽しむ際のブリッジメディアとして、Lightning接続の外付ストレージを活用していた。イメーションの「LINK Power Drive」という製品だ。

ところが、イメーションが昨年いっぱいで日本国内のコンシューマー事業から撤退してしまったため、本機を使う時に必要なスマホアプリ「Imation LINK」の更新がストップしてしまった。

今のところiOS 10.0.2でもファイルの出し入れやメディアプレーヤー機能は問題なく使えているが、いつサポートが完全終了するかわからない。セキュリティ面での不安もつきまとう。何かよい代役を探していたところ、ラトックの製品を知ったというわけだ。

■iPhoneに入りきらない音楽や動画を持ち歩くのに便利。ただし使い勝手にちょっとした制約も

REX-WIFISD1HはiPhoneやiPad、Androidスマホ・タブレットに専用アプリ「WiDrawer3」を入れて、Wi-Fiで接続してデータをやり取りするワイヤレス・ストレージだ。本体にフラッシュメモリーなど記憶媒体は内蔵されておらず、SDカードあるいはUSBメモリースティックやUSB-HDDなどマスストレージデバイスを装着して使う仕様だ。

本体にはストレージを内蔵していないので、SDカードかUSBメモリー、USB-HDDなどをつないで使う

データ伝送の実時間はどれくらい?

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