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米津玄師「Lemon」10億再生突破。本日11/4 20時からドーム公演ライブ映像プレミア公開
米津玄師「Lemon」のミュージックビデオが10億回再生を突破。米津玄師の感謝メッセージがXに投稿されたほか、石原さとみら、ドラマ『アンナチュラル』関係者からのお祝いコメントも公開された。
また、10億回再生を記念して、2025年の東京ドーム公演での「Lemon」ライブ映像が本日11月4日 20時からYouTubeでプレミア公開される。
「Lemon」は2018年2月27日にYouTubeでMVが公開され、それから8年間で10億回再生を達成。TBS系ドラマ『アンナチュラル』の主題歌でもあったことから、主演の石原さとみ、脚本の野木亜紀子、プロデューサーの塚原あゆ子からのお祝いコメントが寄せられた。
米津玄師のメッセージは下記のとおり。石原さとみらのコメントは米津玄師公式スタッフアカウント(@reissuerecords)で確認できる。
■祝・Music Video 10億回
正味なところ、Lemon がこれほどまで広く大きい曲になった理由がいまだにピンときていません。むろん下らない曲を作ったつもりは毛頭ありませんし、加えて、この曲がアンナチュラルという掛け値なしに偉大なドラマの主題歌であり、ドラマ制作陣が愛ある形で丁寧に扱ってくれたからこそ成立した現象だと理解はしているのですが、Lemon を発表してまもないころ、とんでもない勢いで評判だけが広まっていく様を前にして、あっこの曲がわたしの代表曲になるんですか?とあっけにとられていたのをよく憶えています。みんなでキャンプファイヤーでもしよう、くらいの気持ちで端材に火をつけたら、みるみるうちに延焼していき、けっか山火事にまで発展してしまった。右手にはチャッカマン、左手にはバケツ一杯の水。当事者であるわたしが見た景色とはだいたいそんな感じでした。
子供のころ、偉大なミュージシャンが自らの代表曲につけない態度をとる姿をよく見てきました。この曲の何がよいのかわからない、気に入ってないからライブではやりたくない、なんて具合にいじけた態度を見せるたび、わたしは内心で「誰がどう聴いてもよい曲だろう、カマトトぶってんじゃねえぞ」と悪態をついていましたが、手前の身に降りかかってみてようやくその態度に得心がいきました。つまり、こういうたぐいの曲は、作者の狙いや心情などを激烈なスピードで置いてけぼりにして、あっちゅうまにほとんどパブリックドメイン化してしまうのでした。そらいじけもするわな、という同情の念を抱ける程度には、わたしは Lemon をきっかけにして彼彼女ら偉大なミュージシャンが集う食卓の端席に座れるようになったのだと思います。
期せずしてなにか恨み節のような文になってしまいましたが、わたしは当時から一貫して Lemon に多大な感謝を抱いております。野趣あふれすぎる田舎の野良犬であったわたしに大いなる戸惑いを与え、見も知らぬ景色を見せ、辟易するほどおもろい人生へと導いてくれました。今後わたしがショボくれたジジイになり、四回りくらい歳の離れた若造の前で Lemon を弾き語り、「そんな辛気臭い曲やめてや」とか「誰も憶えとらんで」とか粗雑に扱われる将来を幻視する夜もありますが、まあそれはそれで。
米津玄師























