ガジェット 公開日 2024/01/23 16:55

国産ゲーム『パルワールド』、3日で売上500万本突破。Steam同時接続数は『サイバーパンク2077』抜く

「ポケモンでできないこと」ができます
Gadget Gate
多根清史
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日本のポケットペアが開発・販売する『パルワールド』が、1月19日のリリースから3日で売上本数500万本を達成し、Steam同時接続数が150万人を突破した。特に後者については歴代ゲーム史上3位の記録で、破竹の快進撃を見せている。

記事執筆時点では、『パルワールド』の最大ピーク時の同時接続数(プレイヤー数)は158万2482人に達している。この数字にはXbox版やMicrosoft Store版、Xboxゲームパスのプレイヤーは含まれていない。またSteam上に限れば、『Counter-Strike 2』(181万8773人)や『PUBG: Battlegrounds』(325万7248)に次ぐ記録である。

しかも『Counter-Strike 2』が数年、PUBGが数か月かかってピークに達したのに対して、『パルワールド』はわずか数日である。リリース初週においては、『サイバーパンク2077』や『エルデンリング』『ホグワーツ・レガシー』ら名だたるタイトルをごぼう抜きしている。

またXbox版とPC版の両方を合わせて500万本以上売れたことは、開発者が自ら明かしていることだ。

これほど凄まじい成功の反面で、本作は大きな物議を醸している。その理由はもっぱら、不思議な生物「パル」のデザインがポケットモンスターを彷彿させることから来ている。

「オープンワールドサバイバルクラフトゲーム」と自称している通り、本作はプレイヤーが広大な世界のなかで資源を集めてモノを作り、拠点を築いて生活を営んでいくというもの。ただ、その中核にあるのが「パル」であり、ボールのような「パルスフィア」を投げて捕獲し、飼い慣らして仲間とする。

そんなパル達を代わりに戦わせるばかりか、工場で労働をさせたり、武器を持たせて銃撃戦をさせることもできる。人間を捕まえて使役することや、「解体」も可能。要は「本家ポケモンで出来ないこと」ができてしまう。それをポケットペア公式もリリース前に強調していたほか、先行プレイを提供されたYouTuber達もこぞって紹介していたことが、猛烈なスタートダッシュの原動力になっているのだろう。

これまでも拠点や工場をオートメーション(自動)化したクラフト系ゲームは数多くあり、それをパル中心に再構成したところに確かなオリジナリティもある。が、やはり話題性が「パルがポケモンを思わせる」に集中していることは否めない。

ポケットペア代表の溝部氏は、「他社の知的財産権等を侵害する意図は全く御座いません」「法務のレビューも受けており、現時点で他社様から何らかの具体的なアクションを頂いた事も御座いません」とコメント。

しかし、『パルワールド』改造コミュニティは、すでに出現したポケモンMOD(パルをポケモンに置き換える)へのリンク禁止を宣言。これらMODは「リッピングしたアセットを使っている可能性が高い」として、「任天堂の法務部がわれわれ全員を核攻撃しないよう」一線を引くと述べている。

決して大手ではない国内企業のゲームが全世界的な成功を収めるのは快挙ではあるが、今後の展開を見守りたいところだ。

Source: SteamDB
via: Gamesradar

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