公開日 2025/07/05 14:28

【ヘッドフォン祭mini】スタックス 、静電型ヘッドホン最新機「SR-007S」/Brise Audio、最新ポタアン「WATATSUMI」×高級ヘッドホンの試聴展示

SR-007Sの実機試聴は、今イベントが初の機会
編集部:岡本雄
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フジヤエービックによるポータブルオーディオ展示試聴イベント「夏のヘッドフォン祭 mini 2025」が、本日7月5日(土)、ステーションコンファレンス東京にて開催されている。本稿ではスタックス(603)、Brise Audio(601)ブースの様子をレポートする。

スタックス、発売直後の「SR-007S」含め、じっくり試聴できる展示

スタックスブース(603)では、本イベントのメインビジュアルにも採用されているヘッドホン「SR-007S」が出展。630日(月)に発売されたばかりの静電型ヘッドホンで、今回の出展が実機を試聴できる初めての機会となる。

展示では、静電型ヘッドホン用ドライバーユニットの最上位機「SRM-T8000」との組み合わせでSR-007Sを試聴することが可能。また、SRM-T8000には、6月30日(月)に発売された専用オプションのUSB-DACモジュール「UIM-1」が搭載されており、その性能を体験できる機会にもなっている。

スタックス「SR-007S」  275,000円(税込)

静電型ヘッドホン用ドライバーユニットの最上位機「SRM-T8000」。専用オプションのUSB-DACモジュール「UIM-1」を搭載している

ブースには「SR-007S」+「SRM-T8000」の組み合わせを3セット用意

SR-007Sの試聴にあたって混雑が予想されることからブースは603の個室を確保。ブース内では上記の組み合わせを3セット用意し、試聴はひとり15分までという時間制限が設けられた。

ブースにはそのほか、静電型ヘッドホンのエントリークラス「SR-X1」と専用ドライバーユニット「SRM-270S」とのセット製品「SRS-X1000」も用意。さらに、静電型ヘッドホンの上位機種「SR-009S」や「SR-L700MK2」、真空管式ドライバーユニットの「SRM-700T」「SRM-500T」といった既存ラインナップも多数展示しており、比較しながら試聴できる。

静電型ヘッドホン「SR-X1」と専用ドライバーユニット「SRM-270S」のセット製品「SRS-X1000」も展示

SR-009S」や「SR-L700MK2」など、そのほかのスタックス製品が多数試聴できる

Brise Audio、ポタアン「WATATSUMI」を高級ヘッドホンで試聴

Brise Audioブース(601)では、今年の4月に発売されたポータブルアンプ「WATATSUMI」が展示。

ブースにはWATATSUMIが2台が用意されており、1台はBrise Audioがレファレンスとして用意したヘッドホンとの組み合わせで試聴できる。ヘッドホンは、同ブランドがラインナップするそれぞれの専用リケーブルとともにFOCALUTOPIA SG」、Meze AudioELITE」、HiFiMANSUSVARA」の3機種を用意している。

Brise Audio「WATATSUMI」

FOCALUTOPIA SG」/Meze AudioELITE」/HiFiMANSUSVARA」の3種と組み合わせて試聴可能

もう1台のWATATSUMIは、“WATATSUMIの性能を最大限引き出すために開発された高純度銅線ケーブル「OROCHI-MINI Ultimate」が接続されており、来場者が持ち込んだ任意のプレーヤーをレファレンスとしながら音質をチェックすることができる。

ラインケーブル「OROCHI-MINI Ultimate」との組み合わせも

また、ブランド初の量産イヤホンケーブル「MIKAGE」も展示。発売は間近に控えているとのことだが、現状本モデルを体験できるのはイベント出展時のみとなっている。

導線には高純度銅を採用。プラグは4.4mmのみ。2pinとMMCXそれぞれのコネクターを装備した2モデルをラインナップ。なおMMCXは、端子形状が独自のゼンハイザー「IE 900」にも対応している。価格はいずれも19,800円(税込)。

そのほかブースには、イヤホンとアンプセットのポータブルオーディオシステム「冨嶽 -FUGAKU-」も出展しており、試聴が可能となっている。

Placeholder Image
ブランド初の量産イヤホンケーブル「MIKAGE
Placeholder Image
MIKAGEは、2pinモデルとMMCXモデルのた2種類をラインナップ
ポータブルオーディオシステム「冨嶽 -FUGAKU-」

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