EarFun、適応型ANCやハイレゾ相当の伝送に対応した完全ワイヤレス「Air Pro 4」

EarFunは、アクティブノイズキャンセリング（ANC）やハイレゾ相当のワイヤレス伝送に対応する完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 4」を、7月29日（月）に発売する。価格は9,990円（税込）。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色を用意する。

なお、同社公式サイトでは7月28日まで先行予約キャンペーンを実施しており、申し込むことで本製品の15％割引クーポンコードを発行。発売後にAmazonで提供するクーポンを併用することで、通常価格から30％オフとなる6,993円にて購入できる。

複合素材振動板を採用する10mmダイナミックドライバーと、クアルコムのBluetoothチップ「QCC3091」を搭載する完全ワイヤレスイヤホン。Bluetooth 5.4とクアルオムのオーディオソリューション「Snapdragon Sound」に準拠し、対応デバイスと44.1kHz/16bitのCD品質で伝送が可能なaptX Losslessコーデックをサポート。加えてaptX Adaptive、LDACコーデックもサポートし、最大96kHz/24bitのハイレゾ相当のワイヤレス再生も楽しめると謳う。また、ファームウェア・アップデートによりLE AudioのLC3コーデックや、同じ音源を複数のイヤホンで同時に聴けるAuracast機能への対応も予定する。

独自のANC技術の最新バージョン「QuietSmart 3.0」を搭載。ノイズ低減量を最大43dBから50dBまで強化した上で、装着状態などに応じて動作を最適化するアダプティブ（適応型）ノイズキャンセリングテクノロジーも導入した。QuietSmartの特徴である、風切り音の小ささや、外音取り込みモードの自然な響きも引き継いでいるという。

マイクは左右それぞれ3基ずつ内蔵しており、通話品質も向上。クアルコムの通話ノイズ低減技術cVc 8.0や、話者の声と周囲の騒音とを判別／除去するAIアルゴリズムなどを活用し、クリアな通話が可能だとしている。イヤホン本体は装着検出機能とIPX5等級の防水性も備えている。

2台のデバイスと同時にペアリングしてシームレスに切り替えられるマルチポイント接続、映像と音のズレを約50ミリ秒（0.05秒）まで抑えるゲームモードも備える一方、消費電力を低減。イヤホン単体で最長約7.5時間（ANCオン）／約11時間（ANCオフ）の連続再生を実現し、充電ケース併用で約35時間（ANCオン）／約52時間（ANCオフ）の使用が可能となっている。10分の充電で約2時間再生できる急速充電や、ケースのワイヤレス充電にも対応する。

ほか、iOS／Androidアプリ「EarFun Audio」に対応し、イコライザーやゲームモード／マルチポイントの設定やタッチ操作のカスタマイズなどが可能。Android端末と簡単にペアリングしたり、紛失した場合に位置を調べられるGoogle Fast Pairに対応する。質量は、イヤホン本体が片側5.2g、充電ケース込みで56g。