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公開日 2023/06/01 11:00
シャープ、4K液晶テレビ“AQUOS” 「FN1／FN2／FL1」。画質も音質もAIが自動調整
新プロセッサー「Medalist S4」搭載
編集部：平山洸太
シャープは、4K液晶テレビ「AQUOS」の新モデルとして、“FN1ライン”“FN2ライン”“FL1ライン”の3シリーズ／全9機種を6月10日より順次発売する。ラインナップおよび予想実売価格（税込）は以下の通り。なお、FL1ラインの50V型モデルのみ、9月16日の発売となる。
【FN1ライン】
・75V型「4T-C75FN1」385,000円前後
・65V型「4T-C65FN1」286,000円前後
・55V型「4T-C55FN1」253,000円前後
FN1ラインの75V型モデル「4T-C75FN1」
【FN2ライン】
・55V型「4T-C55FN2」209,000円前後
・50V型「4T-C50FN2」187,000円前後
・43V型「4T-C43FN2」176,000円前後
「FN2ライン」
【FL1ライン】
・65V型「4T-C65FL1」198,000円前後
・50V型「4T-C50FL1」138,000円前後 ※9月16日発売
・42V型「4T-C42FL1」121,000円前後
「FL1ライン」
全機種共通の主な特徴として、AIプロセッサーを採用した新画像処理エンジン「Medalist S4」を搭載。「AIオートモード」を使用することで、AIが人の顔や空などを検知し、番組のジャンルと合わせて画質と音質を自動で調整する。従来モデルでは画質のみAI調整に対応していたが、今回音質についてもAIが調整できるようになった格好だ。
新プロセッサー「Medalist S4」搭載
新たに音声もAIが自動調整するように
学習には100万以上の映像を用いており、これによって検知した人の顔や空などの情報を利用しつつ、映画やドラマ、スポーツなどの番組のジャンルに合わせて、色彩、明暗、精細感などを自動で調整する。たとえばスポーツでは芝の緑を鮮やかにしたり、映画では色温度を下げるといった表現が行われる。音声については、スポーツでは実況を聞きやすくしつつ歓声をダイナミックに強調したり、また顔が一定以上の大きさで映っていることを検知して声の聞きやすさを高めたりするという。
さらに画質を自動調整する機能として、周囲の明るさを検知するセンサーを用いた「環境センシング」に対応。明るい部屋では暗部の階調レベルを上げ、ダイナミックな明暗差に補正することで視認性を向上。逆に暗い部屋では、暗部階調をなめらかに調整し、質感を重視した自然な映像に最適化するという。
「環境センシング」に対応
3シリーズで基本的な機能は共通だが、それぞれ大きく異なるのはパネル周りとスピーカー周りの仕様となる。バックライトについては、FN1ラインのみ直下型LEDの分割駆動「アクティブLED駆動」に対応するが、FN2はエッジ型LED（43型のみ直下型）、FL1は直下型LEDを採用し、分割駆動には対応しない。またFN1/FN2ラインには「N-blackパネル」を採用し、照明などの映り込みを抑えることで、黒の締りを追求している。
FN1はアクティブLED駆動に対応
FN1/FN2ラインのスピーカーは、2個のトゥイーター／2個のミッドレンジ／1個のサブウーファーによる「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用。スピーカーネットがない独自設計のリフレクター構造により、音を効率的に画面前方に導くという。他方FL1ラインは、2個のフルレンジスピーカーを備える。なおスピーカーの合計出力は、FN1ラインが50W、FN2ラインが35W、FL1ラインが20W。いずれのモデルも、音響補正技術「Eilex PRISM」を搭載するほか、Dolby Atmos再生をサポートする。
FN1/FN2ラインは「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用
OSは全モデルでGoogle TVを採用し、Chromecast built-inに対応。別売のUSBカメラを接続することで、Google Meetでのビデオ通話や、オリジナルアプリ「リビングカメラ」を利用できる。
リビングカメラでは、自分の姿を映して鏡代わりに使うミラー表示や、家族写真の撮影などが行えるほか、新たにYouTubeとミラーの同時表示に対応。たとえばヨガなどのお手本動画を視聴しながら、自身のポーズやフォームを確認できるようになった。これ以外にも、視聴時間を可視化するアプリ「AQUOSスクリーンタイム」や、Google Fitに連携して体重や血圧などをグラフ表示するアプリ「AQUOSヘルスビューアー」を搭載する。
「AQUOSヘルスビューアー」
「AQUOSスクリーンタイム」
付属のリモコンも新しくなり、10種類の動画サービスにワンタッチでアクセスできるダイレクトボタンを搭載する。対応サービスは、Netflix、Prime Video、U-NEXT、Hulu、ABEMA、FOD、Net-VISION、TVer、YouTube、Disney+。ダイレクトボタンを押すだけで、テレビの電源がオフの状態であっても、動画サービスの視聴アプリをすぐ起動可能だ。またリモコンにはマイクが搭載されており、見たい番組を音声で検索できるほか、Googleアシスタントも利用できる。さらにFN1ラインのみ、ハンズフリーにも対応する。
付属リモコンもアップデート
新リモコン（右）では、ダイレクトボタンが10個に
チューナーはBS4K／110度CS 4Kチューナーを2基内蔵。別売のUSBハードディスクに録画した番組をタイトル名ごとに表示する「まと丸」機能や、誤操作による大音量を抑制する「最大音量の制限」機能を備える。HDMIはALLMとeARCに対応し、FN1/FN2ラインではHDMI 2.1規格のVRRをサポート。HDR規格はHDR10／HLG／Dolby Visionの3種類、無線LANはWi-Fi6に対応する。
【FN1ライン】
・75V型「4T-C75FN1」385,000円前後
・65V型「4T-C65FN1」286,000円前後
・55V型「4T-C55FN1」253,000円前後
FN1ラインの75V型モデル「4T-C75FN1」
【FN2ライン】
・55V型「4T-C55FN2」209,000円前後
・50V型「4T-C50FN2」187,000円前後
・43V型「4T-C43FN2」176,000円前後
「FN2ライン」
【FL1ライン】
・65V型「4T-C65FL1」198,000円前後
・50V型「4T-C50FL1」138,000円前後 ※9月16日発売
・42V型「4T-C42FL1」121,000円前後
「FL1ライン」
全機種共通の主な特徴として、AIプロセッサーを採用した新画像処理エンジン「Medalist S4」を搭載。「AIオートモード」を使用することで、AIが人の顔や空などを検知し、番組のジャンルと合わせて画質と音質を自動で調整する。従来モデルでは画質のみAI調整に対応していたが、今回音質についてもAIが調整できるようになった格好だ。
新プロセッサー「Medalist S4」搭載
新たに音声もAIが自動調整するように
学習には100万以上の映像を用いており、これによって検知した人の顔や空などの情報を利用しつつ、映画やドラマ、スポーツなどの番組のジャンルに合わせて、色彩、明暗、精細感などを自動で調整する。たとえばスポーツでは芝の緑を鮮やかにしたり、映画では色温度を下げるといった表現が行われる。音声については、スポーツでは実況を聞きやすくしつつ歓声をダイナミックに強調したり、また顔が一定以上の大きさで映っていることを検知して声の聞きやすさを高めたりするという。
さらに画質を自動調整する機能として、周囲の明るさを検知するセンサーを用いた「環境センシング」に対応。明るい部屋では暗部の階調レベルを上げ、ダイナミックな明暗差に補正することで視認性を向上。逆に暗い部屋では、暗部階調をなめらかに調整し、質感を重視した自然な映像に最適化するという。
「環境センシング」に対応
3シリーズで基本的な機能は共通だが、それぞれ大きく異なるのはパネル周りとスピーカー周りの仕様となる。バックライトについては、FN1ラインのみ直下型LEDの分割駆動「アクティブLED駆動」に対応するが、FN2はエッジ型LED（43型のみ直下型）、FL1は直下型LEDを採用し、分割駆動には対応しない。またFN1/FN2ラインには「N-blackパネル」を採用し、照明などの映り込みを抑えることで、黒の締りを追求している。
FN1はアクティブLED駆動に対応
FN1/FN2ラインのスピーカーは、2個のトゥイーター／2個のミッドレンジ／1個のサブウーファーによる「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用。スピーカーネットがない独自設計のリフレクター構造により、音を効率的に画面前方に導くという。他方FL1ラインは、2個のフルレンジスピーカーを備える。なおスピーカーの合計出力は、FN1ラインが50W、FN2ラインが35W、FL1ラインが20W。いずれのモデルも、音響補正技術「Eilex PRISM」を搭載するほか、Dolby Atmos再生をサポートする。
FN1/FN2ラインは「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用
OSは全モデルでGoogle TVを採用し、Chromecast built-inに対応。別売のUSBカメラを接続することで、Google Meetでのビデオ通話や、オリジナルアプリ「リビングカメラ」を利用できる。
リビングカメラでは、自分の姿を映して鏡代わりに使うミラー表示や、家族写真の撮影などが行えるほか、新たにYouTubeとミラーの同時表示に対応。たとえばヨガなどのお手本動画を視聴しながら、自身のポーズやフォームを確認できるようになった。これ以外にも、視聴時間を可視化するアプリ「AQUOSスクリーンタイム」や、Google Fitに連携して体重や血圧などをグラフ表示するアプリ「AQUOSヘルスビューアー」を搭載する。
「AQUOSヘルスビューアー」
「AQUOSスクリーンタイム」
付属のリモコンも新しくなり、10種類の動画サービスにワンタッチでアクセスできるダイレクトボタンを搭載する。対応サービスは、Netflix、Prime Video、U-NEXT、Hulu、ABEMA、FOD、Net-VISION、TVer、YouTube、Disney+。ダイレクトボタンを押すだけで、テレビの電源がオフの状態であっても、動画サービスの視聴アプリをすぐ起動可能だ。またリモコンにはマイクが搭載されており、見たい番組を音声で検索できるほか、Googleアシスタントも利用できる。さらにFN1ラインのみ、ハンズフリーにも対応する。
付属リモコンもアップデート
新リモコン（右）では、ダイレクトボタンが10個に
チューナーはBS4K／110度CS 4Kチューナーを2基内蔵。別売のUSBハードディスクに録画した番組をタイトル名ごとに表示する「まと丸」機能や、誤操作による大音量を抑制する「最大音量の制限」機能を備える。HDMIはALLMとeARCに対応し、FN1/FN2ラインではHDMI 2.1規格のVRRをサポート。HDR規格はHDR10／HLG／Dolby Visionの3種類、無線LANはWi-Fi6に対応する。
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