公開日 2015/10/24 18:58

<ヘッドホン祭>マランツ、HD-DAC1と同デザインのプリメインアンプを参考出展

デノン「DRA-100」などD&Mブースの模様をレポート
編集部:小澤貴信
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本日24日より開幕したフジヤエービック主催「秋のヘッドホン祭 2015」にて、ディーアンドエムホールディングスはDENON、Marantz、AudioQuest、B&Wのヘッドホンや関連製品を出展した。

マランツは「HD-DAC1」と同じデザインを採用したプリメインアンプを参考出展

参考出展されたHD-DAC1と同デザインのプリメインアンプ。筐体はHD-DAC1より2周り大きい

Marantzブランドからは、USB-DAC/ヘッドホンアンプ「HD-DAC1」(関連ニュース)と同様のデザインを採用したプリメインアンプを参考出展した。価格や発売日はもちろん、型番を含めた詳細情報は現時点で明かされていないが、HD-DAC1と同様にUSB-DACやシングルエンド出力のヘッドホンアンプを備え、さらにはスピーカーを駆動するプリメインアンプを内蔵していることは、その外観から判別できる。ヘッドホン祭の会場では、実際にヘッドホンと組み合わせての再生デモも実施されていた。

本体正面。フロントパネルやサイドパネルのデザインはHD-DAC1を踏襲

本体背面。アナログ入力やスピーカーターミナルを備える

デザインは、丸窓のディスプレイ、ウッド調のサイドパネル、ロゴやボタンの配置などがHD-DAC1を踏襲しており、同一シリーズの製品であることは明らかだ。HD-DAC1はヘッドホンアンプ出力段にディスクリート構成の無帰還型バッファーアンプを採用したことでも話題を集めたモデルで、当時澤田氏は「Hi-Fiアンプの理想をヘッドホンアンプで実現した」とも紹介していた。この点を鑑みても、HD-DAC1と同ラインナップとなるであろうこのプリメインアンプへの期待が高まる。詳細情報は近日中に明らかになるとのことなので、続報をお待ちいただきたい。

HD-DAC1(左)と参考出展されたプリメインアンプ(右)

デノンはDRA-100など「Designシリーズ」を一斉展示

DENONブランドからは、今期大幅に拡充された“Designシリーズ”の各モデルを中心に展示した。Designシリーズは、デノンのHi-Fiオーディオの技術を継承しつつ、従来の同社製品とはアプローチの異なるライフスタイルに根ざしたデザインの筐体を採用。機能面でもデスクトップやポータブルでの用途を想定したラインナップとなっている。会場には同シリーズ最新モデルとなるデジタルアンプ「DDFA」を内蔵したネットワークレシーバー「DRA-100」、ヒットモデルとなったUSB-DAC内蔵プリメインアンプ「PMA-50」を出展。それぞれのヘッドホン出力を用いたデモを行っていた。

DRA-100(右)とDCD-50(左)

PMA-50(右)とDA-300USB(左)

同シリーズのポータブルヘッドホンアンプ「DA-10」、USB-DAC「DA-300USB」、CDプレーヤー「DCD-50」も出展された。

AH-MM200

左よりAH-GC20、AH-MM400、AH-MM300

DENONのヘッドホン・ラインナップからはプレミアム・ポータブルヘッドホン「AH-MM」シリーズや、P4Dとのコラボでも話題を集めたノイズキャンセリング対応Bluetoothヘッドホン「AH-GC20」が出展されていた。

AudioQuest「NightHawk」やB&W「P5 S2」も試聴可能

今年5月に初のヘッドホン「NightHawk」を発売して大きな注目を集めたAudioQuest。今回のヘッドホン祭に合わせてNightHawkの開発者であるスカイラー・グレイ氏も来日。NightHawkや今後の製品展開をテーマにトークショウを行った。こちらの模様は別途お伝えしたい。D&MのブースでもNightHawkを試聴することができた。またショートタイプのステレオミニケーブルやLightningケーブルなどポータブル向けケーブルも出展されていた。

トップエンドのスピーカーシリーズ「800 D3シリーズ」の発表でがぜん注目が集まるB&Wからも同社のヘッドホンが一斉に登場。自社製ユニットを採用した第二世代モデルとなる「P5 S2」などのサウンドを確かめることができた。

AudioQuest「NightHawk」

ポータブル向けのケーブルも出展



B&W「P5 S2」

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