公開日 2015/10/07 10:00

<CEATEC>SeeQVaultで何ができる?新製品を使いながら具体的なシーン展示

編集部:小澤 麻実
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10月7日〜10日に幕張メッセで開催されるIT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2015」。NSM Initiatives LLCブースには、新コンテンツ保護技術「SeeQVault」を採用した各社新製品が集結している。

各社から多数のSeeQVault対応製品が登場していることもアピールされていた

今回のブースは、具体的な利用シーンを想像しやすい展示にしたとのこと。様々な機器を使い家庭内から外出先までコンテンツを便利に楽しむことができるメリットと、対応製品のラインナップをアピール。説明員は「SeeQVault対応製品は増えており、『所有製品がたまたまSeeQVault対応だった』という方も多いのでは。ぜひSeeQVaultのメリットを具体的に知って活用してもらいたい」と語っていた。


TransferJet併用でデジタル番組をスマホに簡単ムーブ

家庭内のレコーダーで録画したコンテンツをメディアに書き出してスマホやタブレット、PCで楽しむ方法として、東芝のSeeQVault/TransferJet対応レコーダー(参考出展)、バッファローのSeeQVault対応TransferJetアダプター「BSCRTQ01/V」(関連ニュース)、ピクセラが11月下旬に公開するAndroid向けSeeQVaultプレーヤー「TJPlus」(関連ニュース)、富士通製SeeQVault対応スマホ「arrows NX F-02H」を使ったデモが行われている。

デモのようす

写真左から、東芝のSeeQVault/TransferJet対応レコーダー(参考出展)、バッファローのSeeQVault対応TransferJetアダプター「BSCRTQ01/V」、富士通製SeeQVault対応スマホ「arrows NX F-02H」

こちらはSeeQVault/TransferJet対応レコーダーで録画したSeeQVault対応コンテンツを、バッファローのアダプターに内蔵したmicroSDカードにムーブ。さらにアプリ「TJPlus」をインストールしたarrowsのSeeQVault対応microSDカードにTransferJet経由でムーブする、というもの。デモでは4MB程度のHDコンテンツを数秒でムーブできていた。

アプリ「TJPlus」を起動すると、持ち出し機器を検出(今回はSeeQVault/TransferJet対応レコーダー)


TransferJetアダプターにスマホを近づけ、ムーブ可能なSeeQVault対応コンテンツリストを取得。ムーブしたいコンテンツを選んでもう一度アダプターに近づけると、ムーブが開始される


なお現状「TJPlus」を使えるのは富士通製「arrows NX F-02H」のみ。来年以降対応端末を増やしていく予定だという。

また、バッファロー側の検証によると、既に発売中の2014年モデルの東芝製BDレコーダーに「BSCRTQ01/V」を接続しても、上記のデモと同じような使い方ができるとのことだ。


SeeQVault非対応PCでもデジタル番組を視聴できるソフトも登場

SeeQVault非対応のPCでもコンテンツを楽しめるソフトとして、デジオンが6日に発表したWindows用プレーヤーソフト「DiXiM SeeQVault Play」もデモ。さらにサーバーソフト「DiXiM SeeQVault Server」を使って、デジタル放送番組をSeeQVault対応デバイスに持ち出すデモも行われていた。

サーバーソフト「DiXiM SeeQVault Server」

ソニーのSeeQVault対応microSDカードリーダーを使って、デジタル番組を転送しスマホで視聴することができる


録画対応テレビで録った番組もSeeQVault対応USB-HDDに引き継げる

USB-HDDなどに録画できるテレビは非常に増えているが、録画したテレビ本体を買い換えると、新しいテレビではUSB-HDD内の録画番組が見られなくなってしまう。しかしSeeQVault対応のUSB-HDDに録画すればこの問題を解決可能。さらに、たとえばリビングのテレビでSeeQVault対応USB-HDDに録画した番組を、寝室のテレビでも見られるというメリットをアピールするコーナーも設けられていた。

SeeQVault対応USB-HDDを使えば、テレビを買い替えたりしても録りためた番組を見られるメリットを紹介


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