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同時翻訳アプリなど新しいコミュニケーションスタイルを提案

<CEATEC>エプソン、スマートグラスMOVERIOや4K対応プロジェクターなどをデモ

2015/10/06 編集部:伊藤 麻衣
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エプソンは、あす7日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2015」に出展。本日一足先にブースを公開した。

今回のCEATECでは、スマートグラス“MOVERIO”と、BtoB向けスマートヘッドセット“MOVERIO Pro”を中心に体験コーナーを設け、新しいコミュニケーションスタイルを提案する。

“MOVERIO”(関連ニュース)のコーナーでは、野球の試合解説を日本語から北京語に同時翻訳し、選手の打率やプロフィールなどをテレビ画面に重ね合わせて確認できるトライアル企画を体験することができた。

“MOVERIO”

翻訳された選手情報

他にも、マイクに向かって日本語で喋った内容を英語に同時翻訳してくれるというアプリの体験デモも行っている。これを使えば英語が苦手な人でも、相手に“MOVERIO”を装着してもらうことで簡単にコミュニケーションを取ることが可能となる。また、グラス部分がシースルーで相手の表情が読み取りやすくなっているため、より円滑なコミュニケーションを図ることができるとアピールされている。

マイクを使っての同時翻訳は6日のみの実施だが、野球解説の同時翻訳デモはCEATEC 2015開催期間中体験が可能だ。また、リコー「RICOH THETA」とNTTドコモの「デバイスコネクトWebAPI」を活用した360°View映像(関連ニュース)や、DIJ社製ドローンの空撮映像、現存しない歴史的建造物などを疑似観光できる近畿日本ツーリストの「スマートツーリズム」の体験も可能となっている。

また、9月17日に発売されたばかりの“MOVERIO Pro”「BT-2000」(関連ニュース)を展示。こちらは完全なBtoB向け製品となっており、同社は導入することで作業や現場の支援や、工場内のナビゲーション、作業の効率化を図ることができるとアピールしている。

“MOVERIO Pro”を装着したところ

体験デモも、BT-2000を装着し表示されるナビゲーションに従ってプロジェクターの基盤修理を行うという、作業用途を前提とした内容となっている。

なお現在「様々なジャンルのトップ企業に、BT-2000の現場投入を検討してもらっている」段階とのことだ。

4Kシアターコーナーでは、同社初の4K対応プロジェクター「EH-LS10000」(関連ニュース)の展示と体験デモが行われており、コントラスト比“無限”の「パーフェクトブラック」と迫力の映像が楽しめる。

EH-LS10000

またMOVERIOの他にも、同社のウェアラブル端末として高精度なGPS機能を搭載するランニング用の「WristableGPS」や、腕時計型の脈拍計測器「PULSENSE」なども展示されており、体験が可能となっている。

WristableGPS

PULSENSE

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