公開日 2015/09/01 13:06

キヤノンが4Kプロジェクター開発。LCOS方式で'16年市場投入

4,096×2,400画素。5,000ルーメン
編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
キヤノンは、同社初の4K対応プロジェクターを開発中であると発表した。2016年に市場投入する予定としている。

開発中の4Kプロジェクター

開発中の4Kプロジェクターには、同社が長年培ってきた光学技術や光学システム、高性能映像エンジンなどの独自技術を結集するとしており、投影方式にはLCOS方式を採用。解像度は4Kデジタルシネマ(4,096×2,160画素)を上回る4,096×2,400画素に対応し、輝度は5,000ルーメンを確保するという。

一般的に、プロジェクターは高輝度になるほどランプや冷却装置が大きくなるため本体サイズが大型化するが、キヤノンでは独自の光学システム「AISYS」を採用することで、5,000ルーメンの高輝度でも本体の小型・軽量化を実現するとのこと。また、新開発の4K対応ワイドズームレンズを搭載することで、短い設置距離でも大画面投写できるように配慮。ドーム型スクリーンなどの曲面に光学的にピントを合わせる機能も搭載予定としている。

キヤノンでは本件について、美術館や博物館、車や飛行機などのシミュレーター、デザイン現場といった限られた空間で高精細な映像投写を行うニーズに応えるため、高輝度・高解像度を確保しながら、小型・軽量で幅広い設置環境に対応可能な4Kプロジェクターの開発をスタートしたと説明している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX