ブースでも幅広く4Kをアピール

【Inter BEE】キヤノン、4Kディスプレイ「DP-V3010」説明会実施 − 特徴は「圧倒的な高画質」

ファイル・ウェブ編集部
2013年11月13日
キヤノンは、本日より開幕したInter BEEに合わせ、業務用30型4Kディスプレイ「DP-V3010」(関連ニュース)の説明会を開催。高画質を実現した技術の解説などを行った。

DP-V3010

「DP-V3010」は、解像度4,096×2,560/アスペクト比16:10のIPS液晶パネル、およびRGB LEDバックライトを採用した業務用ディスプレイ。デジタルシネマでは上映機器の4K化が進み4K作品も増えていること、放送でも4Kテレビが発売され総務省も4K放送を推進していること、そして映像制作の現場においてもカメラや編集機器の4K対応が進んでいることを挙げ、こうした背景を受けて高まる業務用4Kディスプレイ需要に応えるべく、今回の製品を開発したという。

同社では高画質化に対して「究極のリアリティの追求」を目指しており、DP-V3010を「究極のリアリティを追求し、忠実に映像再現した『4Kデジタルシネマ対応リファレンスディスプレイ』」だと表現。DCI色域に対応するだけでなく、DCI規格を超える高解像度と高コントラストを実現したことなどを挙げながら「特徴はなんといっても圧倒的な高画質だ」(同社ディスプレイ開発センター 川瀬氏)とした。

高精度ユニフォーミティなどを実現

川瀬氏

そうした高画質は、いずれも新開発の映像エンジン、アルゴリズム、パネル/バックライトの組み合わせによって実現されたと説明。映像エンジンとアルゴリズムでは高ビット処理による高精度色再現や、1D/3D-LUTを用いた輝度ムラ・色域ムラの補正による高精度ユニフォーミティの実現、そして暗部から明部までなめらかで正確な階調表現を実現したという。特にユニフォーミティについては「人の目でほぼ認識できない高精度なユニフォーミティを実現している」とした。

新開発の映像エンジンなどによって高画質化

また、独自の制御システムによって経年変化を補正すること、2K映像では斜め補正をしたスケーリングなど3種類の拡大モードを用意している点などにも言及。これらによって「フルHDマスモニの置き換えにも対応できる製品」だとアピールした。

画質調整メニューのUI

2K映像に対しては3種類の拡大モードを装備

そして、デジタルシネマ規格に対応したほか、LUTなどカラーグレーディングに必要な機能を搭載していることにより、従来のようにシネマプロジェクターを使用しなくてもよいことから、省スペース化も図れると説明。「作業効率も上がって映像のクオリティー向上にもつながる」とメリットを紹介した。

Inter BEE本会場の同社ブースでは、本機専用のデモスペースを展開。それ以外にも4K関連のデモではモニターに本機を使用するなど、様々な場所で製品を確認できるようになっている。

暗所での上映デモ以外でも様々な展示にDP-V3010を使用

暗所でデモを体験できるスペースを用意

また、4K関連では「EOS-1D C」による4K映像制作ワークフローの紹介や、「EOS C500」によるライブ伝送システムの紹介なども実施。様々な展示で4K映像制作に幅広く対応できる点をアピールしていた。

EOS-1D Cなどの紹介も

4Kライブ伝送の紹介

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