オンキヨー、cabasseの新マルチchスピーカー「MC40」「MT32」シリーズを発売

オンキヨーは、同社が取り扱うフランスのスピーカーブランドCabasse（キャバス）社の製品第2弾として、「TRADITION MC40シリーズ」と「TRADITION MT32シリーズ」を1月中旬より発売する。

■TRADITION MC40シリーズ

フロアスタンドスピーカー　JAVA　￥180,000（1台・税抜）

センタースピーカー　CABRERA　￥135,000（税抜）

■TRADITION MT32シリーズ

フロアスタンドスピーカー　JERSEY MT32　￥85,000（1台・税抜）
カラー：エボニー／ウォルナット

センタースピーカー　SOCOA MT32　￥65,000（税抜）
カラー：エボニー／ウォルナット

ブックシェルフスピーカー　ANTIGUA MT32　￥95,000（ペア・税抜）
カラー：エボニー／ウォルナット

楽器メーカーをルーツに持ち、ピュアオーディオ用から映画館など業務用まで幅広いスピーカーを手掛けるcabasse社。同軸ドライバーを使い、直接音と反射音の特性をコントロールし、広いスイートスポットを確保する「SCS（Spatial Coherent Source）システム」を基幹技術とする。取扱元のオンキヨーは、ドルビーアトモスの登場に伴い新たなマルチチャンネル時代に相応しい先進モデルをラインナップしていく、とアピールしている。なおcabasse社製品はIntegra Dealerおよび特約店のみでの販売となる。

・TRADITION MC40シリーズ

フロアスタンドスピーカー「JAVA」はcabasseブランドの特徴であるTC23同軸ドライバーに170mmウーファー2基を組み合わせた3ウェイ構造。TC23同軸ドライバーは、トゥイーターとミッドレンジの組合せ。同ブランドの基幹技術「SCS（Spatial Coherent Source）システム」を採用している。

クロスオーバー周波数は900〜3,400Hz、再生周波数帯域は59〜23,000Hz。出力音圧レベルは90dBで、インピーダンスは8Ω。外形寸法は250W×1,100H×350Dmm、質量は24.5kgとなる。

センタースピーカー「CABRERA」も、SCSシステム採用のTC23同軸ドライバーに170mmウーファー2基を組み合わせた3ウェイ構造。クロスオーバー周波数は900〜3,200Hz、再生周波数帯域は70〜23,000Hz。出力音圧レベルは89.5dBで、インピーダンスは8Ω。外形寸法は490W×180H×350Dmm、質量は11.5kgとなる。

・TRADITION MT32シリーズ

MC40シリーズのサウンド設計を継承したスタンダードモデル。フロアスタンディング型のJERSEY MT32は、内部に27mmのDOM37トゥイーターを1基と170mmの17TN15ウーファーを2基搭載する2ウェイスピーカー。クロスオーバー周波数は3,500Hzとなる。再生周波数範囲は69Hz〜23kHzで、出力音圧レベルは89dB、インピーダンスは8Ω。定格入力は100Wで、最大入力は700W。本体サイズは250W×996H×350Dmmで質量は16kg。

センタースピーカーのSOCOA MT32も、上述のJERSEY MT32と同じく内部に27mmのDOM37トゥイーターを1基、170mmの17TN15ウーファーを2基搭載する2ウェイ構成を採用している。クロスオーバー周波数は2,700Hzとなる。再生周波数範囲は64Hz〜23kHzで、出力音圧レベルは88dB、インピーダンスは8Ω。定格入力は85Wで、最大入力は600W。本体サイズは470W×160H×370Dmmで質量は8.5kg。

ブックシェルフ型のANTIGUA MT32は、27mmのDOM37トゥイーターと170mmの17TN15ウーファーを1基ずつ搭載する。クロスオーバー周波数は2,660Hz。再生周波数範囲は57Hz〜23kHzで、出力音圧レベルは89dB、インピーダンスは8Ω。定格入力は75Wで、最大入力は550W。本体サイズは220W×410H×300Dmmで質量は7.5kg。