公開日 2014/09/25 13:07

ソニー、新ハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-1A」とDAC内蔵の「MDR-1ADAC」

1ADACはDSD再生にも対応
ファイル・ウェブ編集部
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ケーブルは着脱式で、銀コートOFC線を採用。OFC(銅)線を銀でコーティングすることで、信号伝送ロスを最小限に抑えて音の劣化を少なくし、なめらかな高音域の再生を実現したという。

ケーブルは着脱式。本体色にあわせてケーブルのプラグ部の色も異なる

さらに、独立グランドケーブル構造も採用。グラウンドを分けた4芯構成により左右の分離を改善し、音の広がりと引き締まった低音を実現したとする。従来の3芯構造では左右それぞれのヘッドホンからの電流のグラウンド(帰り道)が1芯しかないため、ここでノイズが発生しやすくなっていたが、この左右の帰り道を分離することで音質に配慮した。

付属ケーブル

加えて、同時発表されたポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」とのバランス接続にも対応。3.5mmステレオミニ接続時には最終的にグラウンドが一緒になるが、最後まで完全に左右を分離した状態にできるバランス接続へ対応することで、さらに低歪みで繊細な音を再現するとしている。

このバランス接続用などのために、別売のリケーブルも同時発売。2.0mでバランス接続用の「MUC-S20BL1」(予想実売価格8,500円前後)、3.0mで標準プラグの「MUC-S30UM1」(実売予想価格8.500円前後)1.2mでステレオミニプラグの「MUC-S12M1」(予想実売価格6,500円前後)を用意している。

■エルゴノミック立体縫製イヤーパッドなどで装着感に配慮

イヤーパッドには、エルゴノミック立体縫製イヤーパッドを採用。人間工学に基づいて頭部の凹凸にフィットする構造にしたことに加え、立体縫製で低反発ウレタンフォームを歪ませずに、柔らかさを最大限に引き出したという。これにより装着性を向上させるとともに音漏れの低減、および重低音再現性の向上を図っている。

イヤーパッド

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製品スペックを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドSONY
  • 型番MDR-1A
  • 発売日2014年10月24日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格28,000円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバーユニット:40mmドーム型 ●感度:105dB/mW ●再生周波数帯域:3〜100,000Hz ●インピーダンス:24Ω(1kHz) ●ケーブル長:約1.2m ●プラグ:金メッキステレオミニプラグ ●質量:約225g(ケーブル含まず)
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドSONY
  • 型番MDR-1ADAC
  • 発売日2014年10月24日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格37,000円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバーユニット:40mm ●再生周波数帯域:4〜40,000Hz(デジタル接続時)、4〜100,000Hz(アナログ接続時) ●インピーダンス:24Ω(1kHz) ●充電時間:約4時間 ●連続駆動時間:約7.5時間 ●質量:約300g
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