公開日 2013/01/28 13:03

ソニー、192/24再生も可能なICレコーダー「ICD-SX1000」

通常モデル「SX734」も
ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、96kHz/24bitでの録音に加え、192kHz/24bitのハイレゾ音源再生にも対応した「ICD-SX1000」などICレコーダー2モデルを2月21日より発売する。

ICD-SX1000(ハイレゾ対応・メモリー16GB) ¥OPEN(予想実売価格27,000円前後)
ICD-SX734(メモリー8GB) ¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)

ICD-SX1000

ICD-SX734

■ICD-SX1000

ICD-SX1000は、96kHz/24bitでのリニアPCM録音が可能なモデル。再生においては192kHz/24bitファイル(WAV形式のみ)にも対応しており、音楽配信サイトなどのいわゆるハイレゾ音源も再生できる点が大きな特徴。再生可能フォーマットはWAV/AAC/MP3/WMA。

192kHz/24bit音源対応でハイレゾ対応DAPとしても利用できる

16GBのメモリーを内蔵し、メモリースティックマイクロ/マイクロSDカードも使用可能。2つのメモリーを自動的に切り替えて録音を継続する「クロスメモリー機能」も搭載している。またスライド式USBを内蔵し、パソコンと直接接続できる。

側面の様子

再生機能においては、同社独自のフルデジタルアンプS-Maserを搭載。また、音楽再生用にポップス/ロック/ジャズ/ベース1/ベース2/カスタムという6つから設定を選ぶこともできる。そのほかプロジェクターのファンノイズなどを低減させる「強力ノイズカット」機能なども従来機から引き続き搭載している。

録音においては、前述のように最高96kHz/24bitでのリニアPCM録音に対応。リニアPCMとMP3の両方で同時に録音する「デュアルレコーディング」機能も新たに搭載した。

PCMとMP3で同時録音するデュアルレコーディング機能も搭載。それぞれのビットレートを選択することも可能

センターズームマイクとステレオマイクによる3マイクシステムを採用。インタビューなど特定の話し手の音声を録音する際にはズームマイク、会議や演奏などを録音する際にはステレオマイクといった具合に、集音対象によって指向性を切り替えて使用できる。

3マイクシステムを採用

なおマイク部の外装は、録音時の空気の振動を考慮したうえで通気孔の位置やサイズを決定。これによりマイク指向性を最大限に高める外装設計にしたという。

マイク感度を自動的に最適なレベルに設定する「おまかせボイス」も搭載。人の声かどうかの音声解析を行い、人の声に最適な録音レ得るに自動設定する。本機能を選択することで、録音ボタンを押すだけで自動的に「ボイスメモモード」「インタビューモード」「会議モード」の録音レベルに設定される。

また、ADコンバーターを2基搭載。大きい音用、小さい音用といった具合に入力レベルによってADコンバーターをDSPで最適なほうに切り替えて使用することで、ダイナミックレンジを拡大。ADコンバーター1基のみの場合よりも最大入力が約10dB、SN比も約10dBのトータル約20dB改善した。これにより、小さな音から大きな音まで歪みの少ない録音・再生を実現したという。

そのほかシーンに応じて内蔵マイクの周波数特性を最適化する「MFO(Microphone Frequency Optimizer)」も搭載。マニュアル録音やスリープタイマーなども従来から引き続き搭載している。

■ICD-SX734

ICD-SX734は、44.1kHz/16bitのリニアPCM録音に対応したモデル。内蔵メモリーは8GBで、ICD-SX1000同様にメモリースティックマイクロ/マイクロSDカードにも対応。「クロスメモリー機能」も搭載している。

側面の様子

ICD-SX1000からハイレゾ録音・再生機能やS-Masterを省略することで低価格化を実現させたようなモデルで、本機も3マイクシステムを採用。なお、デュアルレコーディング機能も搭載していない。

再生可能フォーマットはWAV/AAC/MP3/WMA。おまかせボイス機能なども備えている。

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  • ジャンルその他
  • ブランドSONY
  • 型番ICD-SX1000
  • 発売日2013年2月21日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格27,000円前後)
  • ジャンルその他
  • ブランドSONY
  • 型番ICD-SX734
  • 発売日2013年2月21日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
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