公開日 2009/03/02 18:31

HD化した有料放送、6割強が「まだ待ち」の状況

「今週の読者投票」結果発表
ホームシアターファイル編集部
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2月23日〜3月1日の読者投票:HD化が進む有料放送、あなたは加入している?

昨年10月にスカパーHDが開局。12月にはアクトビラ上で展開している「TSUTAYA TV on acTVila」がスタート。今年は有料のHD放送が本格化する一年になりそうだ。今回はオーディオ&ビジュアルを趣味とし、高品位を求める方が多く集まるPhile-web読者が、どの程度有料放送に加入しているか尋ねてみた。結果は以下の通り。


「加入していない」が65%と、今後の可能性を期待する結果となった。メディア先進国であるアメリカと異なり、日本では有料放送はあまり拡大していないのが現状だ。その様子がPhile-web読者投票でも数字として現れたようだ。

二番目に「WOWOWに加入している」が24%と多かった。ハリウッドの大作から、日本映画、アニメ、スポーツなど多彩なコンテンツを提供し、視聴者を飽きさせない番組編成が人気を集めた要因の一つだろう。

また、「J:COMに加入している」、「スカパーHDに加入している」、「VODを利用している」など獲得ポイントが少なく、根本的なインフラの整備が行き届いていないことがわかった。まずはインフラの拡大が急がれるところだ。

一方、今回のアンケートで意外にもポイントを伸ばさなかったのが「スター・チャンネル ハイビジョン」だ。人気のハリウッド作品をいち早く紹介し、スカパーe2、J:COM、ひかりTVなど様々なインフラに対応している洋画専門チャンネルだ。新作からブルーレイ化されていない旧作まで幅広い番組編成なので、是非一度ご覧いただきたい。

日本が進もうとしているテレビの視聴スタイルは、有料放送の拡大が促進されることを大きく後押ししている。一連の不況の影響もあり、番組制作費は圧縮され、地上波の魅力は薄れつつあり、そのことは昨今の視聴率が分散傾向なことからもわかる。

しかし現在は、各チャンネル番組編成の精査が進み、コアなファンがいるコンテンツはBS/CS放送に誘導されている。先般、日本テレビがジャイアンツ戦のプロ野球中継を地上波では26試合しか放送せず、BSを中心に放送していくと発表した(関連ニュース)のも、その一端だ。今後はBS/CS放送、ストリーミングコンテンツ、ビデオ・オン・デマンドなどを媒介に、魅力的かつ高品位なコンテンツが、より身近に楽しめる時代になるだろう。課金制という心理的、経済的要因があり、急激な伸長率は期待しにくいが、確実なニーズは存在する。今後の動向に注目していきたい。

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