キヤノン、デジタルカメラIXY/PowerShotの新製品8機種を発売

キヤノン（株）は、デジタルカメラ“IXY”と“PowerShot”の新製品2シリーズ8機種を2月下旬より順次発売する。ラインナップと各製品の詳細は以下のとおり。価格は全てオープンとなる。

■IXY DIGITAL 510 IS　実売4万4,000円前後　2月下旬発売

1/2.3型CCDを搭載し、有効画素数1,210万画素。画像処理プロセッサーとして「DIGIC 4」を採用した。レンズは35mmフィルム換算で28（W）〜112（T）mmの4倍ズームレンズとしている。背面に備えられたディスプレイは2.8型TFTカラーワイド液晶。

滑らかな曲線を多用したボディは鳥の羽根をモチーフにしており、上品で優しいイメージ。カラーはピンク／ゴールド／ブルー／シルバーの4色を用意する。

機能を進化させた「こだわりオート」モードを搭載。人物・被写体までの距離・明るさ・色・動きなどの情報から撮影シーンを自動的に判別し、最適な設定・画像処理を行うことが可能だ。

また、HDMIミニコネクターを搭載し、テレビと接続し写真を楽しむことも可能。動画撮影機能も備えており、1,280×720px・30フレーム／秒のムービーを撮影できる。

そのほか、レンズシフト式手ブレ補正機構や赤目補正モード、フレーム内に新たに加わった人の顔を認識して自動的にシャッターを切る「顔セルフタイマー」などの機能も搭載している。


■IXY DIGITAL 210 IS　実売3万3,000円前後

1/2.3型CCDを搭載し、有効画素数1,210万画素。画像処理プロセッサーとして「DIGIC 4」を採用した。レンズは35mmフィルム換算で33（W）〜100（T）mmの3倍ズームレンズとしている。背面に備えられたディスプレイは2.5型TFTカラーワイド液晶。

ボディシンプルかつソリッドなデザインを採用。新開発の小型ISユニットなどレンズ鏡筒のコンパクト化を図り、シリーズ史上最薄となる87.0W×54.5H×18.4Dmm（突起部除く）を実現した。カラーはシルバー／ゴールド／レッドの3色。

510 ISと同じく機能を進化させた「こだわりオート」モードを搭載。HDMIミニコネクターの搭載や、1,280×720px・30フレーム／秒のムービー撮影機能、レンズシフト式手ブレ補正機構などの機能も同様に搭載している。

■IXY DIGITAL 830 IS　実売4万円前後　4月上旬発売

“SWIMMER”をデザインコンセプトにしたという本機は、なめらかな曲線デザイン、3層プレミアムコートを施し質感あるコーティングにより上質感を演出する。

撮像素子に1/2.3型CCD、画像処理プロセッサーとして「DIGIC 4」を採用。有効画素数は約1,210万画素を実現する。液晶モニターはキズや汚れに強く反射光を抑制する46.1万ドットの3.0型クリアライブ液晶IIを搭載している。

機能面では、自動認識機能「こだわりオート」を搭載。従来のフェイスキャッチテクノロジー、モーションキャッチテクノロジー、ノイズリダクションテクノロジーに新たにシーンキャッチテクノロジーを加えた4つの技術を連動させることで実現した本機能では、人物や風景など18シーンをカメラが自動認識し、簡単に適正な設定で撮影することができる。

光学5倍ズームを搭載するほかデジタルズームは最大20倍ズームが可能。使用時には解像度が低下する前にズームが一旦停止するため倍率と画質をコントロールしながら使用できる。手ブレ補正機能は「約4段分レンズシフト式手ブレ補正（IS）」を採用。レンズの一部を平行移動させることで光軸のズレを補正し、手ブレを抑え鮮明な写真撮影が行える。

■IXY DIGITAL 110 IS　実売2万7,000円前後　3月下旬発売

オレンジ/レッド/ブルー/シルバーの4色のカラフルなカラーバリエーションを用意したデジカメ。純アルミニウムのボディとクロムメッキのフロントリングにより質感も向上させた。

撮像素子に1/2.3型CCD、画像処理プロセッサーにDIGIC 4を採用し、有効画素数は約1,000万画素。液晶モニターは約23.0万ドットの2.5型TFTカラー液晶を搭載する。

機能面では、人物や風景など18シーンを自動認識する「こだわりオート」機能を搭載し、簡単に適正な設定で撮影することができる。そのほか「シーンモード」、最大12倍までアップ可能なデジタルズーム機能「セーフティズーム」、くっきりカラー、セピアなど色彩の再現性をアレンジできる「マイカラー」などの機能も搭載している。

■PowerShot SX200 IS　実売43,000円前後　4月上旬発売

1/2.3型CCDを搭載し、有効画素数1,210万画素。画像処理プロセッサーにはDIGIC 4を採用している。コンパクトなボディながら35mmフィルム換算で28（W）〜336（T）mmの12倍ズームレンズを搭載している。背面に備えられたディスプレイは3.0型TFTカラーワイド液晶。シャッタースピードや絞り値など本格的なマニュアル撮影機能はもちろん、カメラに不慣れな初心者でも迷わず操作できる「らくらく」モードも搭載している。

■PowerShot D10　実売50,000円前後　5月上旬発売

IPX8相当の防水性・IP6X相当の防塵性・-10度までの耐寒性・高い耐衝撃性を備えたモデル。特徴的なフォルムは、パーツ接合部やコネクター蓋など細部にまで防水シーリングが施されている。アウトドアでの使用を想定しており、背面のモニターも輝度の高い2.5型クリアライブ液晶 IIとしている。

リストストラップやネックストラップなど4種類のストラップを同梱し、さまざまな撮影シーンにも対応。耐水性に優れた素材のソフトケースも付属する。フロントカバーの着せ替えが可能で、ブルー／オレンジ／グレー／カモフラージュから好みのものを使うことが可能だ。


■PowerShot A1100 IS　実売22,000円前後　2月下旬発売

1/2.3型CCDを搭載し、有効画素数1,210万画素。画像処理プロセッサーにはDIGIC 4を採用している。レンズは35mmフィルム換算で35mm（W）-140mm（T）の4倍ズームレンズとしている。液晶モニターは2.5型TFTカラー液晶を搭載している。

従来機種「A1000 IS」の基本デザインを継承しつつ、フロントカバーのグリップと鏡筒リングとの間にクロムメッキパーツを加え、ホールディング性を向上させた。カラーはシルバーとピンクの2色。

■PowerShot A480　実売15,000円前後　2月下旬発売

1/2.3型CCDを搭載し、有効画素数1,000万画素。画像処理プロセッサーにはDIGIC IIIを採用している。レンズは35mmフィルム換算で37（W）-122mm（T）の3.3倍ズームレンズとしている。液晶モニターは2.5型TFTカラー液晶を搭載している。

本をイメージしたというデザインは、フロントカバーとリアカバーで前後からボディを包み込み、鏡筒リングとグリップ部にクロムメッキ処理を施すなど、高品位かつカメラらしいフォルムとなっている。カメラ内部のレイアウトを見直し、従来機比9.6mmの薄型化と約25gの軽量化を実現した。

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