公開日 2006/01/26 17:58

富士フイルム「FinePix高感度シリーズ」に第3弾「V10」登場

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富士フイルム「FinePix」高感度シリーズ第3弾となるV10。ボディカラーは写真のガンメタリックと、シ

FinePix A500は12MBのメモリーを内蔵する
富士フイルムイメージングは1月26日、発表会を開催。デジタルカメラFinePixシリーズの新商品として、FinePix V10(オープン価格、実勢価格4万5000円前後、3月上旬発売)、FinePix A500(オープン価格、実勢価格2万円前後、2月下旬発売)の2モデルを発表。あわせて、撮影した写真をもっと自由に飾ったり、贈ったり、ストックしたりして楽しんでもらうフォトライフを提案する「写真ドーン!運動〜もっと写真を見よう・見せよう」を、この春から積極的に展開していく方針を示した。


富士フイルムイメージング(株)代表取締役社長・田中康夫氏
発表会の冒頭、あいさつに立った田中康夫社長は「昨年来、言い続けてきたように今年が正念場の年となる。写真文化を広めるためには、写真のよさをわかる人をもっと増やしていかなければならない。ライフスタイルも価値観も多様化する中で、それに対応した様々な楽しみ方を、撮るはもちろん、見る、飾るなど、どんどん新しい提案をぶつけていきたい。今回の新製品、新しい企画はその第1弾となります」と、新たにスタートした06年に対する決意を表明した。

デジタルカメラFinePixシリーズの新商品として発表されたのが、好評「高感度シリーズ」の第3弾となる「FinePix V10」と、簡単・キレイのお手軽モデル「FinePix A500」の2モデルだ。

FinePix V10は、スクエアのフォルムにスーパーCCDハニカムV HRとリアルフォトエンジンを搭載。ISO1600の超高感度でもノイズの少ない、有効画素数512万画素の高画質撮影が楽しめる。


富士フイルムイメージング(株)営業本部ファインピックス事業部次長・小島正彦氏
デジカメ市場で6割以上を占める買い替え・買い増し需要をターゲットに、液晶の大型化のトレンドの中で、超大型の3.0型液晶モニター(高精細23万画素)を搭載した。加えて、「現在の3インチ液晶搭載モデルは、そのメリットを十分に伝え切れていない」(富士フイルムイメージング(株)営業本部ファインピックス事業部次長・小島正彦氏)と、4つのゲーム機能(パズル、ブロック崩し、迷路、シューティング)、撮影した直後に画像の中央部分を拡大してピント確認ができる画像拡大再生機能、ワンタッチで6パターンのスライドショーが楽しめるオートプレイ機能など、大画面を活かせる独自機能を搭載した。

そして、最大の特長となるのが、一度シャッターを押すだけで、ノンフラッシュ撮影とフラッシュ撮影の2枚を連続して撮影できる「高感度2枚撮り」機能の搭載だ。「高感度シリーズでは、高感度を活かしてフラッシュをたかないことで、自然な表情や暗い場所でも背景まできれいに撮影できる素晴らしさが高い評価を集めた。V10で撮れば、失敗することがさらになくなる」(小島氏)と語り、今後発売する高感度シリーズには、この機能を随時搭載していく方針だ。


3.0型の大型液晶を活かし、ゲームも楽しめる。ブロック崩しでは、すべてのブロックを消すと、撮影した画像が現れる

「高感度2枚撮り」のメリットをアピール。撮影の失敗を防ぐとともに、同一シーンで雰囲気の違う写真を楽しめる
FinePix A500は、昨年発売以来、約1年のベストセラーとなるA345の後継機。A345の4Mから5Mに、CCDはスーパーCCDハニカムV HR、液晶モニターも1.8型にレベルアップした。便利な12MBのメモリーを内蔵した、デジカメを初めて手にする初心者層をターゲットにした商品だ。(Senka21編集部)

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