東芝、HD DVDの再生が可能な薄型ノートPCを開発

東芝サムスン ストレージ・テクノロジー（株）は26日、当社は、ノートPC搭載用の製品としてHD DVDの再生、DVD/CDの記録再生に対応した薄型複合ドライブ「TS-L802A」を世界で初めて商品化し、本年中にサンプル出荷を開始すると伝えた。

さらに27日には（株）東芝が広報発表を行い、世界で初めてとなる薄型HD DVD再生ドライブを搭載したノートPCを開発したことを伝えた。

同社はこのノートPCを2006年初頭までに日本国内向けから商品化する予定であるとしている。

今回開発されたノートPCは、HD DVDの再生とDVD/CDの記録再生の光学系を1つの対物レンズで構成することにより、12.7mmの薄型化を実現している。また、AVノートPCとして高解像度の液晶ディスプレイを備え、高品位なHD映像をモバイル環境で楽しむことができる。

今回東芝が開発したHD DVD再生対応ノートPCは、10月4日から幕張メッセで開催されるCEATEC JAPANにおいて、HD DVDプロモーショングループのブースで参考出展される。

【ドライブに関する問い合わせ先】
東芝サムスン ストレージ・テクノロジー
TEL/044-543-2623

（Phile-web編集部）