公開日 2005/01/09 12:21

<CES2005レポート27>マランツ・アメリカ(その2)最上級AVアンプのニューモデル“SR9600”新登場

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●マランツ・アメリカのブースの目玉商品は、AVアンプの最上位に位置づけられる新製品“SR9600”だ。北米での同社AVアンプのラインナップ名は「SR」でAM/FMチューナー内蔵のサラウンドレシーバーとなる。日本名は「PS」で、同モデルはPS9600という名前ということになるが、PS7500、PS8500と続くと、PS9500かもしれない。発売は北米、日本とも今年の上半期を予定しており、価格は未定。

SR9600

SR9600の背面端子部

マランツAVアンプのフラッグシップモデルSR9300(日本では生産完了モデルのPS9200)の後継にあたり、THX ULTRA2対応の140W×7chアンプである。主要デコード機能はすべて採用、7chともシーラスロジックの192kHz/24bit DACを搭載している。HDMI端子は2入力1出力、コンポジット/S端子映像をコンポーネント映像にアップコンバージョンできる。コンポーネントは4入力1出力でHDコンパチブル(1080p、日本でいうD5端子グレード)を採用する。

ラジオのチューニングはダイヤルを回して行う

北米ユーザー向けにアピールすると「デュアルAM/FMチューナー搭載、デュアル・マルチルーム&マルチソース対応」ということになる。AVアンプにラジオが2つも入っていることはすばらしい!・・・のである。ラジオ選局用の「ジャイロタッチ・チューニング」と名づけられた回転ダイヤルがフロントパネルにある。2つ以上の部屋のシステムをコントロールするマルチルーム機能も北米では必須だが、これがソース、リモコンコマンド別々でコントロールできる機能を備える。やはりラジオが2つの部屋で自由に聴けるということになる。日本市場にはない感覚だ。

さて、日本AVファン的に見ていこう。マランツAVアンプは日本では過小評価されているのではないかと思うほど、北米での評価は確固たるものがある。注目はHDMIがVersion1.1に対応したことだろう。Version1.1は、DVDオーディオのマルチチャンネル伝送を可能にするリピーター機能のある規格だ。すでにパナソニックのAVアンプに搭載され、DVDオーディオ/ビデオプレーヤーとの連携を可能にしている。SACDにはi.LINKで対応する。

サラウンドバック用のスピーカー端子をフロントスピーカーCとして使用できる。7.1chで使用しないとき、アンプ部をフロントスピーカーのバイアンプ駆動に利用できる。これはリアパネルにON/OFFスイッチがある。ホームシアターを楽しみながら、よりクオリティの高いピュアオーディオ再生も当然のように行える。このあたりが北米のマランツの高評価につながっているのだろう。

またIRブラスター機能が搭載されているのも注目に値する。IR(赤外線リモコン)の入力リアパネルにあり、オプションの受光ユニットを差し込むことによって、IR系のコントロールを可能にしている。

(AVレビュー編集部 ながい)

[ces2005]

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