公開日 2002/01/12 14:59

▼▼ホームシアターファイル編集部のCESレポート▼▼<3>CES2002に見るイージー・トゥ・ユース その2

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
●「RUSSOUND社の‘A−BUS’の提案」

2002年CEショー、ホームシアター関連展示のキーワードと思われるイージ−・トゥ・ユース。その手法のひとつにバスシステムがある。出展メーカーのひとつ、アメリカのRUSSOUND社は、1967年にニューイングランドでオーディオ用ボリュームとアクセサリーの生産者として誕生した会社だ。その後発展を続け、現在は、それらを継続して生産する他に、オーディオアンプ、スピーカーなどコンポーネンツも手がけている。さらに加えてRUSSOUND社の新規分野が、家庭内のマルチゾーン、マルチソースのコントロールシステムである。オーディオ、ビデオ、テレビに加え、テレフォニーのコントロールを室内壁に埋めこまれたキーパッド(照明の調光ヴォリュームやインターフォンに使うやつ)でするシステムで市場性をそこに認めた同社は、このたびのCEショーで、それを一段と前進させた。A−BUSと呼ばれるシステムである。

A−BUSは、共有する1系統のオーディオシステムのソースを、家屋内の各室へCAT5の通信ケーブルとラインケーブルで供給する。室内壁のキーパッド裏にアンプとIRが仕込まれていて、スピーカーをドライブする。通信ケーブルの一端は専用電源に、さらに電源部とコンポーネントが接続されている。各室のキーパッドにはラインアウトが付いているので、外部アンプへの接続も可能だ。今回、会場の一角で同社国際商務担当のデヴィッド・トーレ氏にA−BUSのコンセプトと市場性についてうかがった。

Q「A−BUSは、室内の外部機器もサポートしますが、なぜワイヤレスにしなかったのですか?」

A「我々は、家庭内のシステムの主流は、ワイヤレスではないと考えています。電話線が存在していますし。」

Q「A−BUSはいつ誰が考案したのですか?」

A「アンドリュー・ゴールドスミスというオーストラリア人が1997年に考案しました。」

Q「A−BUSのシステムコントロールをサポートするCAT5の構成を教えてください。」

A「1ペアが電話、1ペアがIR信号のやりとり、オーディオライン信号がL,Rで各1ペアの計8本から構成されています。45メートルまで
引き回しが可能です。」

Q「A−BUSに注目し、事業化を決断したきっかけは?」

A「たとえば、私の妻は大変賢い女性ですが、機械はキライです。あなたの奥さんはそんなことはありませんか?(笑)インテリジェントリモコンを見るともう、ウンザリするというのです。たとえば、私たちがよく使う‘ソース’という言葉がありますね。これがまず不親切な表現だ、と文句をいいます。私たちRUSSOUND社は、ヴォリューム式のいままで手がけてきた従来のキーパッドが家庭内システムコントロールの第1世代で、A−BUSは第2世代と位置づけています。」(ホームシアターファイル編集部)

−続く−

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 『万能文化猫娘』『アキハバラ電脳組』『NG騎士ラムネ&40』などスターチャイルド関連5作品サントラがサブスク解禁
2 B&W「Nautilus」が値上げ。ペア税込3300万円に
3 BoseがSkullcandyを買収。今後も独立したブランドとして製品開発
4 B&W、60周年を記念したリファレンスSACD/CD『The Reference』。2000枚限定生産
5 TVer、決済機能「TVer ID支払い」を提供開始
6 女子プロゴルフ「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」10/22から4日間の放送/配信予定
7 映画館の音、オープンリールの音。“曇りなき正確な音”を目指す「BWV 2026サウンドツアー」をレポート
8 MIYAVIが語るファーウェイ製イヤホンの魅力。「FreeBuds Neo」など新製品発表会に登壇
9 TASCAM、業務用CDプレーヤー「CD-200MKII/CD-200BTMKII」。オートキューなど再生機能を強化
10 km5、薄型ワイヤレススピーカー「Sp1」とBluetoothミキサー「Mp1」を発表。CDをもっと自由に楽しむ新提案
10/23 10:31 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix