<香港ショウ>Wilson Audioの1.2億円スピーカー「autobiography」初音出しデモ。「過去最高レベルの仕上がり」
Wilson Audio(ウィルソン・オーディオ)は、8月7日より9日まで開催されている「香港インターナショナルオーディオショウ」(以下香港ショウ)にて、フラグシップスピーカー「autobiography」の世界初の音出しデモを開催した。「autobiography」の価格は6,280,000香港ドル、日本円で約1.2億円と発表されている。
「autobiography」の音出しデモは、Wilson Audioの代理店を担当するRichcom Companyのブースにて行われた。Richcom Companyは、他にもdCS、Constellation Audio、Soulutionなども担当するハイエンドオーディオの輸入商社である。
「autobiography」は今年のウィーン・ハイエンドで外観のみ披露され、音出しのデモは今回の香港ショウが初となる。「autobiography」は“自伝”という意味で、同社の50年を超える技術を結集した5ウェイのフラグシップモデル。ウィーンではオレンジとシルバーのモデルであったが、今回はオールブラックのモデルが披露された。
発表会の冒頭、現在のWilson Audioの開発を率いるダリル・ウィルソン氏(創業者であるディビッド・ウイルソン氏の子息)が挨拶した。
「autobiographyは、市場で最も正確かつ細かくカスタマイズ可能なスピーカーの一つです。全ドライバーユニットが試聴位置に対して完璧なタイムアライメントと保つよう設計されています」と設計のポイントを解説。正確なタイムアライメントが細やかな波形を正確に再現することで、「音楽の感情や臨場感をリスナーに届けることができます」と訴える。
またバスレフポートについては、部屋の設置条件に合わせてフロントもしくはリア方向に切り替えることが可能となっている。
デモンストレーションでは、女性シンガーのサラ・バレリスやイタリアオペラのほか、低域の再現力を重視したOpiuoの楽曲などを再生。組み合わせ機器は、dCSのDAコンバーター「Varese」やConstellation Audioのパワーアンプ「Statement」など、フラグシップ製品が集結。SN感が良く、非常に静かでありながら土台のしっかりしたサウンドで、音楽の骨格感をしっかり押し出しつつ構造的に聴かせる、という印象を受けた。
会場では、dCSのアンドリュー氏も「autobiography」の卓越した音質についてコメント。アンドリュー氏は、2024年に同じ会場で「Varese」の世界初音出しデモを行ったことに触れながら、今回のデモは「過去最高レベルの仕上がり」であると称賛を送った。
他にもConstellation Audio、Soulution、TRANSPANENT、Critical Mass Systems、Mitchellらの担当者も挨拶し、Richcomが香港のハイエンドオーディオ市場に対する貢献に感謝を述べるとともに、「autobiography」の誕生に惜しみない賛辞を送った。
「autobiography」は、10月に開催される東京インターナショナルオーディオショウにてお披露目される予定となっている。






































