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MTM構成をさらにリファイン

Wilson Audio、ペア1750万円の準フラグシップスピーカー「ALEXX」。旗艦機から多くの技術を継承

編集部:小野佳希
2016年12月02日
アクシスは、Wilson Audio(ウィルソン・オーディオ)の大型フロアスタンディングスピーカー新モデルとして、4ウェイ5ドライバーシステムの「ALEXX」を12月に発売する。

ALEXX

今年の東京インターナショナルオーディオショウに出展していた製品(関連ニュース)で、同ブランドの準フラグシップ機に位置づけられる。

1,750万円(ペア・税抜)のスタンダードカラー仕上げ5種類に加えて、1,780万円(ペア・税抜)のアップグレードカラー11種類も用意している。

一般的な「MTM(ミッドレンジ - トゥイーター - ミッドレンジ))」ドライバー構成よりも“はるかに洗練され、複雑”だとする同社独自のMTM構成を、さらにリファインした。

ミッドレンジに、フラグシップ機「Alexandria XLF」に採用されている7インチ・ドライバーと、「Sabrina」の開発から生まれた最新ユニットの5.75インチ・ドライバーを搭載。2つのドライバーそれぞれのハウジングを最適化した。これらにより「スピード、明瞭感、そして重量感など、音のリアリティーに最も重要な中域の完全なる表現力を実現」したとしている。

現在進行中の“新WAMM”プロジェクトのために開発された技術を共有し、新開発した10.5インチと12.5インチのウーファーを搭載。高精度な時間領域統合を行えるよう配慮して傾斜させたバッフルに両ユニットを取り付けている。

3つのアッパーモジュールは、「Alexandria XLF」同様に非球面配列構成を採用。それぞれのモジュールは角度と前後距離を細かく可変して、リスニングポジションにおける伝搬遅延特性の最適補正を行なうことが可能という。

低域エンクロージャーには、こちらも「Alexandria XLF」に採用しているXLF(クロスロードフロー)ポートシステムを搭載。バスレフ・ポートの開口部をユーザーがスピーカーの前面または背面のいずれかに設定でき、部屋に応じた低域パフォーマンスを最適化することができる。

さらに、「Alexandria XLF」の開発でその新技術が確立されたシルクドーム型「コンバージェント・シナジー・トゥイーター(CST)」のカスタマイズ・バージョン・ユニットを搭載。ミッドレンジ・ドライバーとのスムーズな繋がりを確保するために不可欠な、クロスオーバー・ポイント(1.2 kHz付近)までの下限周波数特性の伸びと、30kHz以上にも及ぶ超高域をカバーする、優れたドライバーと説明している。

感度は91dB @1W/1m @1kHz、公称インピーダンスが4Ω(最低: 1.5Ω@ 2,850 Hz)、周波数特性(+/-3dB)は20Hz〜31kHzで、推奨アンプ最小出力は50W/channel。外形寸法は40.01W×158.23H×68.01Dcm(スパイク除く)で、質量が205.02kg(1台)。
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  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドWILSON AUDIO
  • 型番ALEXX
  • 発売日2016年12月
  • 価格17,500,000円(ペア・税抜)
【SPEC】●使用ユニット:トゥイーター…1インチ シルクドーム,Xマテリアルによる密閉型エンクロージャー、ミッドレンジ…5.75インチ ペーパーパルプ,Xマテリアル・リアベント・エンクロージャーwith Sマテリアルバッフル/7インチ セルロース/ペーパーパルプ・コンポジット,Xマテリアル・ボトムベント・エンクロージャーwith Sマテリアルバッフル、ウーファー…10.5インチ&12.5インチ ハードペーパーパルプ,Xマテリアル・フロントポートorリアポート・エンクロージャー ●感度:91dB@1W/1m@1kHz ●公称インピーダンス:4Ω(最低:1.5Ω@ 2,850Hz) ●周波数特性:±3dB 20Hz〜31kHz ●推奨アンプ最小出力:50W/ch ●外形寸法:400.1W×1582.3H×680.1Dmm ●質量:205.02kg(1台)

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